9月14日放送
国産杉がコンクリートを超える!?
国産のは、海外の杉に比べ強度が低く、住宅用建築材としてあまり流通していなかった。
今回、鹿児島大学工学部建築学科の塩屋晋一(しおや・しんいち)教授55歳のグループが国産杉の弱点である強度を価格の安い鉄筋と組み合わせ補強する新技術「ウッドストロング工法SAMURAI」を開発。杉の集成材に鉄筋を入れるこの工法は、一般の集成材に比べて強度がおよそ3倍。今まで作ることが難しかった大規模建築物への応用も期待されている。
SAMURAI工法は、鉄筋コンクリートの専門家、塩屋教授がコンクリートの役割を木で置き換えればいいのではないかという発想から始まった。木の柔らかさと鉄筋の強度が合わさり、このSAMURAI工法は、鉄筋コンクリートと同等以上の能力を発揮することが分かった。およそ10年の月日をかけ、今年塩屋教授らグループと鹿児島県肝付町の山佐木材が合同SAMURAI工法を使った実用化実験を行うことになった。今後、学校や役場など今まで鉄筋コンクリートで作られていた建物がSAMURAI工法を使った木造建築に変わる可能性が期待されている。

<取材先データ>
鹿児島大学工学部建築学科建築構造分野
塩屋晋一教授
〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-40
TEL:099-285-8299

山佐木材株式会社
〒893-1206
鹿児島県肝属郡肝付町前田2090
TEL:0994-31-4141
FAX:0994-31-4142
その他の情報
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