2月14日放送(RBCは2月19日)
琵琶修復師はイタリアーノ
九州でただ 1 人の「琵琶修復師」イタリア人のドリアーノ・スリスさん(68)はイタリアで出会った 日本人のパートナーとともに今から 41 年前、27 歳の時に来日
ある日、ラジオから聞こえてきた「琵琶」の音色に衝撃を受けた。 「この洋楽器でも和楽器でもない 何とも言えない音を奏でる楽器はなんだ」と興味を持ち 当時九州でただ 1 人の「琵琶修復師」だった吉塚元三郎さんの元を訪ね弟子入りを果たす。 修行期間を経て「琵琶修復師」となった彼は、イタリア語の語学学校 「イタリア会館福岡」(福岡市中央区今泉)でイタリア語を教える傍ら、日本全国から届く「修復」依頼を受け自宅兼工房で作業する日々。 「琵琶」は「ギター」や「チェロ」 などと違い、部品を組み立てて行くものではなく、一つの木の塊を彫って形成していくため、全て形が違う。 「修復」には同じ種類の同じ時代に生きた木を20年間寝かせたものを使い当時の職人が施した技を再現する。
「新しい木材を修復に使うと琵琶が死んでしまう。
修理ではなく、修復」と ドリアーノさんは言う。
ペルシャから大陸を経て日本に伝わった「琵琶」。
ドリアーノさんの人生を大きく変えた 「琵琶修復」の極意に迫る。

<取材先データ>
会社名:イタリア会館・福岡
住所:福岡市中央区今泉 1-18-25
電話番号:092-761-8570
HP:http://italiakaikan.com
その他:イタリア語教室、イタリア雑貨販売の他、イタリア文化を伝える様々なイベントを開催中