3月20日放送(RBCは3月25日)
躍進!ヘルシー魚うどん
宮崎県日南市の郷土料理「魚うどん」
魚のすり身をうどん状に成形したこのアイデア料理は、栄養価の高さや魚嫌いでも食べやすいということで注目が集まり、全国から注文が殺到している。
戦時中に食料不足解消のため小麦粉の代わりに漁港で余った魚を使ったことが始まりだったこの料理は、当時、見事に食糧難を救ったが、復興が進み、飽食の時代を迎えると徐々にその存在は忘れられていった。
魚食離れが進む中で「もう一度あの味を」と中心となって立ちあがったのは、漁協女性グループのメンバーだった。
当時の味の再現に始まり、現在では魚臭さをおさえ、より通常のうどんに近い商品を「日南魚うどん」として製造・販売している。地元では学校給食のメニューに採用されるなど、子ども達からの評判も上々だ。
同グループの代表を務める太田豊子さん(63歳)は「やはり若い人に食べてほしい、もっと魚を食べるきっかけにしてほしい」と話す。
原料として使用するのは近海で獲れたトビウオ。身のしまったトビウオのみで作ることで高たんぱく・低カロリーのヘルシーフードとして、これからますます注目されている。
いくら煮込んでものびない、煮込むほど味がでる郷土料理は魚食復活の救世主となれるのか進化とその真価に迫る。

<取材先データ>
会社名:日南市漁協女性部加工グループ
担当者:太田豊子さん
住所:〒889-3141 日南市大堂津2-10-1 
電話番号:0987-27-2225
その他:現在、生産が追いついておらず、注文しても半年から1年待ちの状態です