6月12日放送(RBC6月17日)
日本の海にひじき畑を!
日本人の食卓にお馴染みの「ひじき」。 カルシウムや食物繊維が豊富でカロリーも低く、古くから日本の食文化として根付いている。 大分県佐伯市にある海藻加工食品会社・山忠は、ひじき加工品生産シェア国内№1を誇る。ひじきは生では食べられず、 乾燥させてから加工されるが、従来の方法では大窯に入れて高温・高圧で加工するためムラがあり、水に戻すと風味や食感が落ちていた。 そこで社長の山城繁樹さん(64)が「ノンドリップ蒸煮製法」 (特許取得)を発案、低温・短時間で加工することで水戻し後も風味を保つことに成功した。 実はひじきを含めて、海藻を食べるのはほぼ日本人だけだという。しかし国内で流通するひじきの大半が外国産。 山城さんは日本の食文化を外国産原料が支えている現状を憂い、 また安定供給も見据えて国産ひじきの生産量増加のため「ひじき畑」と銘打った養殖場を各地に設置している。 養殖場の設置は生産量増加のみならず、雇用の創出・生産者の収入増・藻場の再生=海水の浄化にも一役買っている。 ひじき畑を通じて食文化の継承、地産地消、海の環境保全を目指す山城さんの取り組みを追う。

<取材先データ>
会社名:株式会社 山忠
住所:大分県佐伯市鶴谷町1-4-30
電話:0972-23-3344
HP:http://www.seaganic.co.jp