12月18日放送
(RBCは12月23日放送26時35分)
魂を鉄に込める!~刀匠・松永源六郎~
熊本県荒尾市で日本刀をつくる松永源六郎さん(68)。松永さんは、刀匠になって38年。これまでおよそ千本の日本刀をつくってきた。松永さんは、自宅敷地内にまつった製鉄の神に安全を祈願したあと、松炭で熾した1400度の火で真っ赤な「玉鋼」を板状にたたいては折り返し何度も何度も鍛錬していく。 一さおの刀をつくるのに15日はかかる。けがややけどはつきもの。刀鍛冶には強靭な精神力が必要だ。松永さんの日本刀の鉄の材料は、有明海の砂鉄だ。 海が近く、すぐ近くに林もあるこの地区は、奈良・平安時代から製鉄が盛んだった。完成した日本刀は、藁を使って試し切りをする。松永さんは、真剣を使う古武道の「小岱山斬試」の宗家でもある。この「小岱山斬試」は、日本のほか、イギリスやフィリピンにも弟子がいる。 そして、刀づくり、試し斬りは一般に公開しており、外国人にも好評だ。飛び散る火花の中で鉄を鍛える松永さんの仕事はまさにクールジャパン。彼らは興味津々だ。里海と里山の恵みによって生み出される日本刀。松永さんはこれからも、全国に、世界に、その素晴らしさを伝え続ける。

<取材先データ>
★日本刀製作:松永日本刀剣鍛錬所
刀匠:松永源六郎
住所:荒尾市川登1907-80
TEL :0968-68-2250

美術館:島田美術館
住所:熊本市西区島崎4-5-28
電話:096-352-4597
開館時間:10:00~17:00/火曜日閉館(祝日の場合開館)
※展示替え、館の都合により休館することもあります
入館料:大人700円 大学・高校生400円( 小・中学生 200円