3月5日放送(RBCは3月10日放送)
マグマを探れ!~火山観測最前線~
国内有数の活火山・桜島。この島を取り囲む錦江湾周辺におよそ100万人が暮らし、 世界でも例を見ない光景が広がる。 雄大な景観や豊富に沸きでる温泉など、火山は人々に様々な恩恵をもたらしている。 一方で、ひとたび大噴火が起きた場合に生活に与える影響は計り知れない。 火山から住民を守るため、様々な機関が取り組む観測の体制は「世界一」とも呼ばれる。 この観測をリードし続けているのが京都大学火山活動研究センターだ。 そこでは研究者自らが火山の最前線に身を置いて、日夜研究や観測に取り組んでいる。 センター長を務めるのは井口正人(いぐちまさと)教授58歳。 1981年に赴任して以来、35年にわたり観測体制の強化などに取り組んでいる。 井口教授は研究者が現地で観測を続ける意味について「変化を継続して見るため」と話し、 噴気や地震計、山の膨張を測る観測機器など日々のデータに目を光らせている。 いま桜島には3本目の新しい観測坑道が完成し、今年4月から本格運用が始まる。 いつか来る大噴火への備えにどう生かしていくのか。 火山観測の最前線に迫る!


京都大学火山活動研究センター桜島火山観測所
HP:http://www.svo.dpri.kyoto-u.ac.jp/svo/