2月11日放送(RBCは2月16日放送)
薄くて、しなやか!常識破りのコンクリート
「厚い」、「重い」、「固い」。そんなイメージを覆す全く新しいコンクリート「ハイブリッドプレストレストコンクリート(通称:HPC)」が沖縄で生まれた。
従来の鉄筋等を用いたコンクリートだと台風等による塩害の影響でコンクリート内の鋼材が錆びてしまい、耐久性低下の原因となっていた。また、錆びを防ぐためにある程度の厚み(かぶり)が必要で、その厚さゆえ、取扱いが難しく、デザイン性に乏しいこともコンクリートの持つ課題の一つだった。
そんな中登場したHPCは、鉄筋等の代わりに“炭素繊維”を採用。従来の鉄筋等に比べて軽く、錆びる心配もない薄いコンクリートが実現した。また、膨張材や細かい繊維を混ぜることにより簡単に崩れることもなく、高い耐久性や強度を備える一方、加工しやすく、人力で運ぶこともできる。
2015年に国内で特許を取得。米国等5つの国と地域でも特許の審査段階に入っている。近年老朽化が懸念されている世界遺産、長崎県・軍艦島の保全工法の候補にも挙がるなど、気象状況の変化や震災の影響も相まって各地でニーズが高まっている。地場産業でしか成り立たないと言われてきたコンクリート。今、沖縄発!最新コンクリートが世界の常識を変える!


■取材先
会社名:株式会社HPC沖縄
担当者:阿波根 昌樹さん(あはごん まさき)
住所:〒901-2224 沖縄県南城市大里字古堅1246番地
電話:098-897-3211
HP:http://hybridpc-okinawa.com/