7月2日放送(RBCは7月7日放送)
サーフィン革命!?“桐”で世界の波に乗れ!

「『世界一の九州』にぴったりのネタがあるよ!」と情報をくれたのは、カメラマンのM氏。自身もサーファーのMカメラマンによると、「サーフボードのストリンガーが桐なんだって!」とのこと・・・
ストリンガー?桐の木? サーフィンに詳しくない私にとって、最初はピンときませんでしたが、話を聞くうちに、「特許を取得」「製材所で開発」「桐を南九州産にこだわっている」などのキーワードが続々。商品名は「キリフレックス」。直接、話を聞かねば!ということで、海とは真逆の内陸部に向かいました。
開発者の山元さんが手がけるサーフボードブランド「モアナロロサーフボード」は、実家の製材所の傍らにあります。おじさんに連れて行ってもらったのをきっかけに高校生の時にサーフィンを始めたという山元さん。家業が製材業で、モノづくりは得意、ということもあり、サーフボードを削るシェイパーになったのは自然な流れでした。カット方法や産地にこだわるなど、情熱を傾ける山元さんですが、製材所の代表でもあるお母さんは、「サーフィンのこと全然わかりません!何しちょるかわからん」というのが本音だそう。とはいえ、息子が一生懸命、何かに没頭し、仕事につなげていることには、感心しているそうです。「キリフレックス」が生まれたきっかけは、山元さんの祖父の「桐が良い」の一言でしが。実は「モアナロロ」というブランド名も、祖母の言葉から取ったそうです。ハワイ語で、海=モアナ、バカ=ロロでモアナロロ。「またサーフィン?『海バカ』が!」と笑いながら言われていたそう。山元さんのキリフレックスへの情熱はもちろんですが、家族への想いも感じました。
 宮崎には、木崎浜(宮崎市)、お倉ケ浜(日向市)、風田浜(日南市)など、多くのサーフスポットがあります。宮崎在住のプロサーファーも多く、五輪の強化選手も波に乗っています。九州のサーファーの活躍とともに、宮崎生まれのキリフレックスのボードが、世界の舞台で見られることを期待したいと思います。

担当:宮崎放送 高橋晋作