担当ディレクターの取材後記
9月16日放送(RBCは9月21日放送)
プラスチックごみが大変身
大手飲食店がプラスチックストローの廃止を目指すなど、プラスチックゴミ処理問題は今、まさにタイムリーな話題です。

『ゴミはリサイクルへ』 社会の当然のルールですが、自分が出したゴミがどうリサイクルされているのか、きちんと把握している人は少ないのではないでしょうか?
私もこの取材をするまで、もっと多くのゴミが材料リサイクル(プラスチックごみ⇒プラスチックへ)されていると思っていました。しかし、実際はほんのわずか。その半数以上は焼却処分されています。理由は、材料リサイクルには手間がかかる、採算が合わないなどです。

今回取材した九州運輸機工も、何年も失敗が続きました。今だって大幅な利益を得ているわけではありません。でも、菅藤社長はじめ、社員のみなさんは諦めませんでした。『きっと社会の役に立つはず。成功するはず』という強い意志を持って地道に研究をすすめ、近年やっとその成果が見え始めました。

菅藤社長は、将来的には、このシステムを全国、世界に広めていきたいと言います。
『地廃地消=地域の廃棄されたゴミは地域で消費する』 
長崎のような小さな町だからこそ生まれたこの考えが、世界のゴミ処理問題の解決につながるかもしれません。

最後に、どんなに研究をかさねても、汚れがひどいゴミや分別されていないゴミはリサイクルすることができないそうです。ゴミを出す側が洗ったり、分別したり、ほんの少し手をかけるだけで生まれ変われるゴミがたくさんあります。
この番組がゴミリサイクルへ興味を持っていただけるきっかけになれば嬉しいです
担当:NBC長崎放送 柴田智恵