高菜漬けとブリの旨々スープ
九州ではお馴染みの高菜だが、長崎県雲仙市吾妻町で作られる「こぶ高菜」は全国でもここだけにしかないという貴重な品種。スローフード国際本部の最高位「プレシデュオ」に日本で唯一認定されるなど、食の世界遺産とも呼ばれている。特徴は、その名の通り葉茎にできる大きなこぶ。しかも、丸ごと生で食べられる!?さらに、こぶ高菜を使った「雲仙高菜まんじゅう」は農林水産大臣賞を受賞、全国から注文が来るという。一体なぜここにだけ「こぶ高菜」が?
1. あら出汁を作る。鍋に4カップの水、昆布、塩、にんにく、酒を入れて強火にかけ、ひと煮たちしたら昆布を取り出す。
2. 熱湯をまわしかけて水洗いし、水けをふいたあらを加えて強火にし、煮立ったらアクを取りながら弱火で15分ほど煮て濾す。
3. 高菜漬けは軽く洗って、2cm幅にざく切りにする。
*味見をしてそのまま食べるには少し辛く感じる程度
4. たけのこは くし切りにする。ブリは大きめにに切る。
5. トマトは熱湯に入れ皮がプチット向けたら取り出し湯むきする。
6. 鍋にごま油大さじ1を入れ、高菜とブリを軽く炒めて取り出す。
7. 鍋にあら出汁、にんにく、しょうがのスライスを加えてひと煮し、たけのこ、高菜、ブリを加え、味を見て塩で調味する。
8. 最後に湯むきしたミニトマトを加えて、一煮立ちさせる。
9. 器に盛り、たっぷりの万能ねぎ、粗びき黒コショウをちらす。
ごはんとともにいただく。