世界の米料理「簡単だけど本格ナシゴレン」
今回は世界の米料理第2段「ナシゴレン」。ナシゴレンは、言わばインドネシアの炒飯のこと。生野菜やえびせん、フライドエッグ(多めの油で片面だけ焼いた目玉焼き)などを乗せて食べる。アジア風の甘辛い味付けが特徴で、その決め手が2つのソースだ。トマトベースの辛い“サンバル”と、とろりとした甘い“ケチャップマニス”。 サンバルソースには、湯むきトマトにニンニク、トウガラシ、桜エビで風味良く!1度すり潰し、炒めて煮詰めるのがポイントだ。一方はケチャップマニス。日本にはない独特な味だが、例えるなら「みたらし団子」のたれに近いような…?そこで、コウさんは甘口の九州醤油に注目。さしみ醤油、うまくち醤油、それに砂糖。いくつかの醤油をブレンドすることで味に深みとコクを出し、甘みはお好みで調整する。炒める順番や調味料の入れ方も要チェック!あればジャスミンライスで炒め合わせ、仕上げはさらに“追い醤油”! 深い旨味のブレンド醤油、程よい刺激はサンバルソース、そしてフライドエッグの黄身は第3のソース、まろやかに味を包み込む。巧みなソースアレンジでグッと美味しさを引き出し、えびせんやキュウリのトッピングでさらに本場感!田畑アナが現地で食べたナシゴレンを超えたというナシゴレン。ぜひお試しを!
1. サンバルを作る。全ての材料をすり鉢ですりつぶし、小さめのフライパンに加えてトロリとするまで煮詰める。
2. こだわりの特製醤油をブレンドする。
3. えびは半分に切る。鶏肉は細かく刻む(1㎝角ほどの大きさ)。にんじん、パプリカ、青唐辛子はそれぞれ粗みじん切りにする。
4. フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉、えびをさっと炒める。残りの野菜を加えてサンバル大さじ1、特製ブレンド醤油を半量ほど加えて炒め合わせる。
5. ジャスミンライスを加えて強火で全体を混ぜながら炒め合わせ、味をみて、サンバル大さじ1、特製ブレンド醤油を足す。
6. 小さめのフライパンにサラダ油を多めに熱し、フライドエッグを作る。
7. ナシゴレンを器に盛り、きゅうり、トマト、揚げたえびせんを盛り、サンバルを添える。