世界の米料理「干し魚の香港チャーハン&チキンワンタンスープ」
今回は、世界を巡る料理研究家コウさんが、香港で出会った「ハムユイ炒飯」を日本風にアレンジ。「ハムユイ」とはイシモチなどの魚を塩漬けにして発酵させ干したもの。加熱すると豊かな香りと旨みが引き出され、調味料としても使われるほど。ハムユイの代わりに鯖の干物を代用したコクと風味ある炒飯、さらに存在感抜群のワンタンスープは必見!
①ご飯をさっと洗い、ザルにあげて水けをしっかりきっておく。
②サバの干物は身をこんがりと焼いてナンプラーをハケ等で塗る。
③青菜はさっと塩茹でし、小口切りにしておく。
④鶏肉は刻んで叩いてミンチにし、半量をさっと炒める。ボールに入れてたれの半量を
加えて和える。残りのミンチとたれを和えておき、ワンタンに使う。
ワンタン用のミンチはラップをして冷蔵庫で休ませる
焼いたサバの干物をほぐす 皮は1㌢角に切っておく
⑤フライパンをさっと拭き、サラダ油を熱して1のご飯を炒める。2、3を加えて炒め
合わせ、青菜を加えてさらに炒める。ぱらっとしたら器に盛り青ネギを散らして
焼いたサバの皮をトッピングし、粗挽きコショウ少々をふる。
①煮干は頭をとって身を半分にさき、わたをとる。昆布とともに3カップのみずにつけておく。
沸騰する前に昆布を取り出し、酒を加えてアクを取りながら弱火で10分ほど煮て濾す。
②たねをワンタンで包み、1の鍋に入れて3〜4分ほど煮る。
③赤唐辛子、もやしを入れてひと煮し、しょうゆ、塩、コショウで味をととのえる。
④器に盛ってネギをのせ、ラー油を回しかける。