感謝の気持ちを伝える相手は、お父さんやお母さん、友だちなどの「人」から、ランドセルのような「物」までさまざま。
こどもたちの感動的な「ありがとう」に涙、ユニークな「ありがとう」には思わず笑いがあふれること間違いありません。
作品は福岡県内各地の小中学校から募集しています。
新型コロナウイルスの影響でこどもたちの生活も一変し、こどもの心身にも大きな影響を与えたはずです。
33回目を迎えた「ありがとう」は、子どもたちが日常とは大きく異なるコロナ禍で感じた「ありがとう」も紹介していきます。
応募作品はRKBラジオ「Toi toi toi」(月曜~木曜)・「Weekend Live あんたっちゃぶる」(金曜)の番組内とこちらのホームページで毎週ご紹介していきます。
また、応募作品の中から、10作品を「個人賞」として選び、番組内とホームページで発表します。
お父さんいつもすもうをおしえてくれてありがとう。家でも、お兄ちゃんたちといっしょにしこをふんだり、うでたてしてくれて本当はぼくはしたくないけどさせてくれてありがとう。おかげさまで大会でたくさんメダルをとることができてうれしいです。今年は両国に行けるようにがんばります。
夏休みは片腕生活という地獄だった。出来ない事が多く、とても苦痛だ。それでも私を支えてくれたお母さん。骨折した時「大丈夫?」とずっと側にいてくれた先輩。周りには私のことを大切にしてくれる人がたくさんいる。私は幸せ者だ。普通の日々に感謝する事もできた。骨折も案外悪くない。
ぼくは、幼稚園に行く時にいっしょにいたアザラシの小さなぬいぐるみに感謝しています。理由は、行きたくなかった時に少しだけ勇気をくれたアザラシのぬいぐるみにありがとうと言いたいです。まだ家のどこかにあると思うので見つけたら洗ってどこかにかざっておきたいです。
給食にありがとう。
ぼくは給食の委員になるほど給食が好きで、毎日、何回も献立表を見てしまう。好き嫌いがないので毎日しっかり食べておかわりもしている。そのおかげで風邪を引かない元気な体になった。おいしく、おかわりをしたくなるような給食をつくってくれるみなさんにありがとう。
毎日六時に起きて、子ども三人分の食事を用意して、家事をして、下校した子どもに夜ごはんを作る。それを、体調の悪い日も、忙しい日も、何年間も毎日やってくれているお父さん。いつもお礼は伝えているけど、それはお父さんに伝えるべき感謝のほんの一部だから、普段伝えきれてない感謝を伝えたい。
ランドセルさん、まい日学校まで教か書をはこんでくれてありがとう。もしあなたがいなかったら、教か書を手でもたないといけません。手でもって行ったら、おもたくておとしてしまうかもしれません。ひろいながら学校に行ったら、きっとちこくしてしまいます。だから、ランドセルさんありがとう。
私は鉄道関係者の方々に感謝を伝えたいです。私は電車が好きでよく休みの日には電車を撮ったりしています。その中で、運転手さん車掌さんは私たちを目的地に連れていってく駅員さんや保守関係の方々は安全に移動がでるように点検をしています。私はそんな鉄道関係者にありがとうと伝えたいです。
私は、色々な音に感謝しています。朝聞こえる鳥のさえずり、木々のゆれる音、みんなのざわざわとした音、そしてみんなのおはようの声が私は、大好きです。そんなはなやかな音に、私は勇気づけられ、嬉しさを感じさせられます。この世界にはこんなにはなやかな音がしてとても幸せだなと思っています。
私は、愛猫に感謝を伝えたいです。どんな時でもフワフワの毛とかわいい顔でいやしてくれます。よく、ケンカをしてしまうこともあるけれど、かつおぶしをあげると許してくれます。朝起こしにきてくれたりいつもそばで支えてくれる大好きな家族です。いつもありがとう!
わたしは、いまいえのおにわで、おこめのなえをバケツにうえて、おこめをつくっています。とってもあついひ、たいふうのひ、どんな天気でもまいにち水やつちをかんさつして、とてもたいへんです。だから、わたしはいつもおいしいおこめをつくってくれているひとにありがとうがいいたいです。
私は、私をずっと見守ってくれている校舎に感謝を伝えたいです。一年生、入学してから六年生になるまで、ずっと生活や授業を見守ってくれてありがとう。もう少しでお別れですが、小学生のころの思い出は、校舎と共に、ずっと忘れないと思います。
辛い時も悲しい時も君に救われた。限りなく美しく、限りなく広く私を包んでくれた。君を見ていると私の心も澄んだように思えた。どんな心の痛みも、君が和げてくれたから。ありがとう。君に声は届かないのかな。それでも、いるだけで心強いから。今日も私は青空の下、君を見上げて勇気をもらうよ。
水いつもありがとう。水は、いつもぼくたちに、めぐみをあたえ心をおちつかせてくれる。ときには、ぼくたちにきばをむけることもある。ただ、水がなければ、ぼくたちは今ここにいない。水のおかげでぼくたちは、今ここにいて、笑い合い、楽しみ合っている。水ほんとうにいつもありがとう。
私は、「ありがとう」をあまりにも気軽に、流れるように使って来た気がする。祖母が使う「ありがとう」は、穏やかで、優しく、柔らかい。人を敬う気持ち、誠意が感じとれる。人や物を敬い、心をのせることが大切だ、と。学ばせてくれて「ありがとう。」おばあちゃん
母ちゃんいつもありがとう。ご飯や洗濯を毎日休みなくしてくれて本当にありがとう。母ちゃんがいないと僕は一週間も生活できないと思うよ。父ちゃん少し離れた長崎で仕事を頑張ってくれてありがとう。僕が二十歳になったら一緒にお酒飲んで笑って話せるといいね。これからもよろしく。
ぼくは、うみがだいすきです。うみはぼくに、たくさんのしぜんのいきものをみせてくれるからです。いくたびに、ちがうしゅるいのいきものをはっけんします。たくさんのいのちがうみにもあってだいじにしないといけないな、とおもいました。そうおしえてくれたうみに、ありがとうをつたえたいです。
四十一日のながい夏休みの間、あさごはん、ひるごはん、夕ごはんをつくってくれてありがとうと、おばあちゃんに、たくさんのかんしゃをつたえたいです。トロトロふわふわのたまごやきが、わたしは大大大すきです。いつかわたしもトロトロふわふわのたまごやきが、つくれるようになりたいなと思っています。
家族であり、愛犬である犬に感謝します。朝起きるとそばに来てくれたり、帰ってくると出むかえてくれたり、毎日いやしをもらっています。本当は私は犬アレルギーなのに犬を飼っているので、まだなれないこともたくさんあります。そんな私にも寄り沿ってくれる犬が大好きです。いつもありがとう。
おにいちゃんへ いつもやさしくしてくれてありがとう。べんきょうでわからない時教えてくれてありがとう。いっしょにあそんでくれてありがとう。こまった時にたすけてくれありがとう。たまにケンカもしちゃうけど、おにいちゃんがいると心がほっとするよ。そんなおにいちゃんが大すきです。
私が小学校の時、学校から帰ると一人だった。お母さんが帰ってくるまで二時間。そんなとき私は本を読む。魔法で敵を倒し、仲間にしていく本や、魔法で悪魔を殺すのに魔王の子どもの王子と結婚して見捨てられたりする本を読んで、わくわくどきどきしてあっという間に時間が過ぎた。本ありがとう。
私は住んでいる地域の方にありがとうを伝えたい。それは雨の日、私は家に傘を忘れ、ぬれながら歩いていた時だった。たまたま会った近所のおじいさんが「傘を貸そうか、寒いでしょう。」と言ってくれた。私の住んでいる地域はとてもあたたかい。私も何か地域の方へ出来ることをやろうと思う。
私は、読書が大好きです。それは、両親が幼いころから絵本を読ませてくれたから。また、暇な時も、本を開けば楽しい世界に連れていってくれました。漫画でも、絵本でもない、小説。さし絵も写真もないのにこれほど魅力を持っているのはすごいと思います。私の友達、そして一生の宝物。本当にありがとう。
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