「メタバースならRKB」
に挑む

PROFILE

新卒2017年入社

金城 らんなRanna Kinjyo

MIC メディア イノベーション センター

注目される新セクションで、
実力を発揮

MIC~メディア イノベーション センター~は新ビジネスによる収益を目指す部署で、業務は多岐にわたります。私のように開発に携わる人間もいれば、ネットと融合した広告商品の販売や、イベントを手掛ける人などさまざまです。テレビやラジオなど既存メディアの枠を超え、例えば配信といった新事業開発を担当する部署です。
私は入社して毎年異動し、最初の年は番組の宣伝広告をするPRセンターでリリースやミニ枠の番宣番組を扱う仕事をしました。2年目はメディア戦略部で、それまでの仕事に加え、技術色の強い360度VR(バーチャルリアリティー)の動画事業に携わるようになりました。その後、開発系の研究部署でもあるメディアラボでV-TuberやXRコンテンツの制作を手がけて今に至ります。
開発以外に3Dモデリングやデザインなども担当しています。自社の3Dキャラクターはすべて私が作り、私が制作した自社ソフトで動かしています。

募集要項の“IT人材”の文字が、
運命の分かれ道

私は法学部卒ですが、情報系が得意で、学生時代のアルバイトはパソコン講座でVBAの組み方を教えたり、ネット接続をしたりしていました。就職もIT業界を考えていたのですが、ある日〝IT人材〟と書かれたRKBの募集要項が目に留まったのです。子どもの頃から新しい遊びを考えるのが得意で、情報コンテンツやサブカルチャーが好きな私をよく知っている両親はずっと「PCに向かってコツコツ入力作業をするのは向いていないから、テレビ局などクリエイティブな仕事が向いている」と言っていました。地元のテレビ局で〝IT人材〟を募集していたのはRKBだけ。そこで「とりあえず受けてみるか」と軽い気持ちで受けた結果、今の私がいます。
新たな価値を創造するMICには、未知の領域に挑戦する手ごたえがあります。私の提案にクリエイティブなやり取りが加わるプロセスは、おもしろいし刺激的です。今や「RKBはメタバースでよその2年先を行っている」と注目されるほど。この取り組みが花を咲かせるところまで育てば、一気におもしろいことができて大きな利益を生みます。
新しいことが大好きな上司は、私たちにチャンスを与えてくれます。メディアの世界で新しいことをやりたい人にとってRKBは魅力的です。地方局でMICのような研究セクションがある会社は珍しいし、かつ5年目の私に最新機材を与え「これで何かやってみろ」と言ってくれる懐の深さがあります。

メタバース事業の確立で
「金城がいるから」と言わせたい

入社2年目にメディア戦略室でVRの映像制作に携わったのが、大きな転機でした。テレビ局の中枢部でさまざまな事業の流れやクリエイティブ技術を知り、体験を重ねて自信がつきました。それまでゼネラリストとして淡々と働くことしか考えていなかった私が、得意分野でスペシャリストとして力をつけたいと積極的に仕事に取り組むようになりました。5年目の今、国際放送機器展(Inter BEE)で講演をさせて頂くほど知見を積むことができています。チャンスを与え、ポテンシャルを引き出し、好きなことに没頭できる環境に私を置いてくれて感謝しています。
今後は得意分野を追求することで「RKBはおもしろい会社」というブランディングに貢献したい。業界の枠を超え、「金城がいるからRKBはメタバースで先を行っている」「メタバースと言えばRKB」と言われるようになりたい。メタバース技術はまだ40年前の大型肩掛け移動電話の次元です。それがPHS、携帯電話、スマホへ進化したようにメタバースも過渡期にあります。この進化の波にしっかりと乗っていたい。メタバースが身近な技術として暮らしに溶け込む時代は、すぐそこまで来ていると感じます。

趣味が仕事に、
仕事が趣味に

辻アナウンサーと私と上司の3人で、毎晩のようにオンラインゲームを楽しんでいます。いわばeスポーツサークルなので、仕事のヒントにもなります。それ以外はVR空間を楽しんでいます。人の顔と名前を覚えるのが苦手なので、アバターを通じてバーチャル空間でお酒を飲んで人と交流します。それがきっかけでリアルな仕事につながることもあるんですよ。