仕事するのって、
思ってたよりずっと楽しい
CROSSTALK 01
MEMBER
-
高山 賢太郎Kentaro Takayama
ラジオ局
営業部 -
佐藤 孝彦Takahiko Sato
技術局
技術推進部 -
竹山 麗奈Rena Takeyama
テレビ営業局
営業推進部 -
林 亮輔Ryosuke Hayashi
メディア イノベーション センター
<MIC>
THEME
少数精鋭の同期4名、
意外な配属先に新鮮な思い
- 林
- みんな具体的にどんな仕事してるの? 想像と現実とのギャップは無かった?
- 竹山
- 私の仕事は営業部門のスポットデスクで、CMをどの番組の枠で流すかを決める役目。自分たちの売り上げの最大化を考えながら、スポンサーの方にも納得してもらえる案を作るのがとても難しい。スポットの売り上げは会社にとっても大きいから責任重大だけど、あれこれ考えて進めるプロセスにやりがいを感じてる。放送局っていつもバタバタしてるハードな職場と覚悟はしていたけど、営業とは言え内勤のデスクワークだから、そこは意外だったかな。
- 林
- 僕はバラエティーの制作がしたくて放送局を選んだけど、配属先のMICでは営業担当として、チラシビジョンという商品をクライアントや代理店に提案している。具体的にはYahoo!のバナー広告、テレビやラジオのCM、デジタルサイネージ、その他ショッピング番組も手がけてる。
- 高山
- スポーツに携わって、その魅力を発信する立場に立ってみたいと思っていたから、ラジオ局に配属が決まった日、びっくりしたのを鮮明に覚えてるね。でも、営業って色々な方にお会いできるし、元々、人と話すのは好きだから、仕事の難しさを感じる日々も多々あるけど、とても楽しいよ。
ラジオを聴く習慣が無かったから、すぐにラジコのプレミアム会員になって、まずは一般リスナーの立場でラジオのおもしろさを知ろうと思った。 - 竹山
- 私もラジオって、あんまり聴いてこなかったなぁ。
- 高山
- 僕も放送局に入る前は結構大変というか過酷なイメージがあったから、営業系の部署に配属されて良い意味でギャップがあって、毎日仕事ができてるからホッとした。それに、同期4人のうち3人が営業系にいて、同じフロアで毎日顔を合わせるから心強い。
- 佐藤
- 僕だけ離れてるもんなぁ、みんなと会ったのも久しぶりだし。僕の仕事は送信機の保守と管理。山の上の送信所へ車で行ったり、重い荷物を背負って歩いて登ったり。大学が技術系で最初から技術職志望だったから、特にギャップはないな。放送局の華やかなイメージとはまったく違う、地味な仕事だけどね(笑)。
THEME
異例のリモートプレゼン選考で、
人となりを探る
- 竹山
- 私たちってコロナ禍で、最終面接以外、選考は、ずっとリモートだったよね。二次選考のプレゼンなんか大変で!私は大学でスポーツ新聞を手がけていたからか、「好きな部活をひとつ選んで、その魅力をアピールしなさい」という出題だった。
- 高山
- オンラインでプレゼンしても、相手の反応がまったくわからないから、そこはどうやって相手に伝えるかは難しかったし研究したよね。
- 佐藤
- 僕は、通信が途中で固まって先に進めなくて、順番を最後に回してもらった。
- 林
- 「とにかく番組の企画を考えろ」と言われ、とんねるずと池上彰先生による報道バラエティーを考えて、プレゼンした記憶がある。
- 佐藤
- 僕は「これからの放送局の技術について」みたいな堅いテーマで、目新しくもない内容の発表をしてしまった。
- 高山
- 俺は「あなたなら、どんな問題を取り上げて番組にしますか」だったかな。こども食堂と貧困問題を関連付けて、SDGsの視点から考えるという内容のプレゼンをした。
- 竹山
- 相手の表情も相づちも全く分からないまま、パソコンに向かってひとりごとを言い続けるのって、かなり奇妙な光景だよね。三次面接はまったく覚えてないけど、最終面接はアットホームでとても雰囲気が良かった記憶がある。
- 佐藤
- 僕は緊張しすぎて、何を聞かれてどうしゃべったか、まったく覚えてないよ(笑)。
- 林
- 最終面談は緊張したけど、最初に「関西弁でええからな」って言われて、気持ちがほぐれたな。僕は京都出身で、福岡に来たのも最終面接の時が初めてだった。九州や福岡のことは何も知らなかったけど、一次選考がリモートだったので背中を押された気がして受けたんだ。
- 高山
- 面接では志望動機より、内面と言うか、「どんな人物か?」を探る質問が多かったね。
- 竹山
- 志望動機を深く聞かれるというより、学生時代の経験や、それを通じてどう感じ、考え、行動したかについて話した気がする。
- 林
- 僕は関西出身だったからなのか「なぜRKB?」って何度も聞かれた。「福岡と言えば何?」と聞かれて「博多美人と屋台」って答えたら、「じゃ、その2つのネタで何かドラマを考えてみて」と言われて、無我夢中で答えたよ。
- 高山
- RKBは、エントリーシートのボリュームがとにかくすごかったよね。
- 林
- そう!あの量の多さで受けるのをあきらめた友だち、何人かいた。
- 竹山
- A4の白紙に「自由に表現しなさい」と書かれていて、私は二重あごで爆睡している自分の写真を載せ、「私はいつでも素で勝負します」とキャッチを付けたら、最終面接で社長にずいぶん突っ込まれたなぁ。「なんでこの写真を載せようと思ったの?」って(笑)。
- 高山
- エントリーシートの最後の質問は「幼少期から現在に至るまでであなたの思考や行動パターンに影響を与えた出来事について計400文字で説明しなさい」だった。
- 竹山
- よく覚えてるね(笑)!他の会社では志望動機ばかり聞かれたけど、RKBはとにかく人柄を見ようとしている感じがしたね。
THEME
これからの3年間で、
挑戦したい、叶えたいこと
- 林
- MICは、地域貢献と収益の両立を目的とした部署で、ローカル局の中ではまだ珍しいみたい。デジタルメディアに特化したチームなど4つの部門に、才能ある先輩がたくさん集まってるから、とても刺激を受ける。僕の目標は、まず25歳までに自分の番組を持つこと。プロデューサーとしてだけじゃなくて、編集や撮影にも携わりたい。だから、番組の作り方やディレクションなど、制作現場や技術のことも覚えたいと思ってるところ。
- 竹山
- 担当している「スポットデスク」で売り上げの仕組みをしっかり理解したうえで 外勤を経験する必要もあると思う。どちらの立場も経験することで、自分にしか できない提案や企画を組んでみたい。もともとやりたかったスポーツ番組の 制作にも挑戦したいな。せっかく放送局に入ったから制作現場も経験したいけど、 まずは営業…内勤と外勤、売り上げと利益についてきちんと学びたい気持ちが強いかな。
- 佐藤
- 僕は1日でも早く、先輩たちのように一人前の仕事ができるようになりたい。仕事に必要な電気や通信の資格がたくさんあるから、まずは一技(第一級陸上無線技術士)と電験(電気主任技術者試験)の資格取得が当面の目標。
- 高山
- ラジオの外勤営業は、番組の内外での広告出稿の提案や企画を売る仕事。それだけでなく、広告主の方にフィットする企画を立て、提案することもある。もっと経験を積んで、広告の営業としてだけではなく、何かしら自分で企画して、ずっと続いていくような番組ができたら嬉しいし、いつか必ず実現させたい。ずっとサッカーをやってきたから、例えばJリーグチームとのコラボで多媒体発信するような番組とかできたらうれしいよね。
THEME
インターンシップで感じた、
RKBの魅力と可能性
- 高山
- 後輩に向けて、伝えたいメッセージある? 俺はやっぱり、営業という仕事がこれほどいろいろな人に出会えて、多くを学べる仕事だとは思ってなかった。人に出会っていくなかで、信頼関係を築きあげ、それが仕事を通して形になったら最高だよね。そして、そうなるように頑張らなきゃなと思ってる。
- 林
- さっきも言ったけど、一次面接がリモートじゃなかったら、たぶんここにはいなかったと思うと、なんか運命的だね(笑)。福岡のことを何も知らなかった僕が何とかやっていけてるから、九州出身者じゃなくても大丈夫って伝えたい。
- 竹山
- 私は「社会人って、思ってたよりずっと楽しいよ」かな。毎日働くなんて大変そうだと思ってたけど、新しい経験をして自分の成長を感じられるし、先輩たちのすごさを知ってからは、自分もそうなりたいと目標ができた。この感覚、すごく楽しいよ!
- 佐藤
- 理系はメーカーに就職する学生が多いけど、業種業態の幅を広げて放送局に目を向けてみると、刺激的な世界に出会えるからワクワクするよ。仕事をするのって、思っていたよりずっと楽しいし、RKBは良い人ばかり。技術部はとにかく居心地がいい。
- 佐藤
- 僕はインターンシップがきっかけで、ここに入りたいって強く思ったんだ。他の放送局はどこも1日だけなのに、RKBは、2日間しっかり対応してくれた。技術職のインターンシップは、1日目は実際にカメラなどの放送機器を触らせてくれて、音声の仕事も体験させてもらった。チームで小さな番組も作った。2日目はホークスの中継現場ですべてのカメラを触る機会もあって、とにかく楽しかったんだ。
- 竹山
- 総合職のインターンシップは、各部署の仕事内容を詳しく説明してもらって、最後にチームに分かれて番組企画のワークがあった。みんなで話し合って発表した内容に、制作現場の方が「こうしたらもっと面白くなるよ」ってアドバイスしてくれて。そのまま放送できるレベルまで丁寧に添削してもらえたから、達成感があったな。インターンシップに参加しないとわからない、見えないことって多いよね。
- 高山
- 他局のインターンシップにも参加したけど、竹山の話を聞く感じ、RKBがどこよりも僕たちの面倒をきちんと見てくれて、内容も充実してたのかもね。この前、大学の同級生と話す機会があったんだけど、話してるうちに、恵まれた環境でお仕事できていることを実感したよ。業界の未来を懸念する声は多いけど、RKBには潜在的な魅力がたっぷりあるよね。ぜひ、就職先の選択肢に加えて欲しい。
THEME
若手の声が尊重される、
ラッキーな時代を生きている
- 竹山
- 社内の若手の声をもとに制作する、YouTubeのオンラインメディア『RKBオンライン』っておもしろいよね。若者のテレビ離れが進んでいるからこそ、私たち世代の意見が尊重されて、とてもラッキーな時代に生きてると思う。
- 高山
- うちの会社は若手の意見に耳を傾けてくれる機会が多々あったり、会社の規模的に距離感が近い。世代が違っても隔たりを感じずフランクなやりとりができるなって感じるね。
- 佐藤
- 技術も、放送だけやっててもダメだから、今、僕は配信動画のプラットホームの検討チームに加えてもらってる。これからその方面でも頑張りたい。
- 林
- MICというメディアの未来に大きく関わる部署にいるから、テレビという媒体に縛られずにネットに可能性を広げればいいと思う。その時代にマッチした映像の世界で生きていきたい。
- 竹山
- よく社長が「やろうと思えば、何でもできるのが放送局」って言うけど、まさにそうだよね。RKBは組織の規模も、福岡という地域性も、ちょうどいい会社。
- 高山
- ま、みんな放送人として、何とかスタートが切れたってとこか(笑)。これからも楽しみながら励ましあってやっていこうぜ。