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ふるさと納税額の30%を“ポイント化”デパートで商品を見ながら直接、お買い物

故郷や応援したい自治体に寄付ができる「ふるさと納税」。寄付のお礼として自治体から送られる返礼品も魅力です。そのふるさと納税を利用して商品を直接購入できる九州で初めての物産展が、福岡市のデパートで11日から始まりました。

専用アプリで寄付金の30%をポイント化

 

福岡市の大丸福岡天神店で始まった「もっと、もーっと!熊本展」。赤牛のステーキや馬刺し、いきなり団子など熊本県の特産品を扱う60店舗が出店しています。

 

 

今回は、九州のデパートで開催される物産展としては初めてふるさと納税での支払いを導入しています。まず、スマートフォンに専用のアプリをダウンロードし、5000円、1万円、5万円のいずれかを選択して熊本県に寄付をします。すると寄付金額の30%分のポイントが付与され、1ポイント1円として商品を購入できる仕組みです。

○○ペイなどのバーコード決済と似た使用感

支払い方法は店頭のQRコードを読み取って金額を入力するだけです。

 


RKB町田有平「バーコード決済と同じ感覚で支払いができました。ネットと違って目の前で商品を選べるのもいいですね」

 


会場にはふるさと納税やアプリの使い方を説明する窓口も設けられています。見慣れないサービスのため実際の利用者はほとんどいませんでしたが、興味を持つ人もいました。
 


買い物客「気になりました、支払い方法がいろいろあるので」「ふるさと納税で払えるんですね、そちらがいいですよね」

デパートは“新たな需要”に期待

デパート側もふるさと納税をきっかけとした新たな需要の掘り起こしに期待を寄せています。

 


博多大丸営業統括部・上杉恵さん「ふるさと納税は市場も成長しているし耳にした人も多いと思います。興味はあるけれどもまだしたことがないという人に対して、店頭でサポートもできるので、そういった声掛けをしていきたいと思います」

 


この物産展は今月16日まで開かれています。

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この記事を書いたひと

町田有平

2010年RKB入社。報道記者、情報番組ディレクター、ラジオプロデューサーなどを担当。2女の父で趣味はキャンプと筋トレ。