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箱根駅伝のスター選手が“電撃加入”した「西鉄」兄弟たすきリレーが実現か?【九州実業団毎日駅伝】

駅伝九州ナンバーワンを決める九州実業団毎日駅伝が3日、福岡県北九州市で開催されます。大学時代から箱根駅伝のスター選手として活躍した設楽啓太選手と悠太選手が西鉄に電撃加入しました。同じチームで戦うのはおよそ10年ぶりです。

兄弟がそろって西鉄に加入

東洋大学時代から箱根駅伝などで大活躍した、双子の兄弟、設楽啓太選手と悠太選手。今年、そろって西鉄に加入しました。

設楽啓太選手「福岡の方々はものすごく応援してくださる方が多いなっていうふうには感じましたね。一般の市民ランナーの方から声をかけていただいたりとか、そういうところで本当に応援されているんだなっていうふうに感じました」

大学卒業後、兄・啓太選手はコニカミノルタ、弟・悠太選手はHondaに入社し競技を続けます。1年目からニューイヤー駅伝のエース区間4区でともに好走、弟の悠太選手は区間賞を獲得しました。

兄・啓太選手「後先を考えずに、最初っから積極的に走れたっていうところが、ものすごく僕は印象に残っていますね」
弟・悠太選手「本当に最初からダッシュしているような感じの感覚だったんで、自分は、もう逆に前でもらうより後ろでもらった方が、走りやすいですね。」

「たすきを繋げたい」同じユニホームで戦う思い

その後悠太選手はチームのエースとして活躍を続け、2018年にはマラソンで当時の日本記録を樹立しました。そんな設楽兄弟はお互いを尊敬しあっています。

兄・啓太選手「僕自身も自分が記録を出したように、嬉しいものがあってその中で、そういう記録が出たからこそ、日本のマラソン界も、どんどん記録が出たんじゃないかなっていうふうに僕は感じていますね」
弟・悠太選手「兄貴はずっと駅伝でも必ずエース区間を走ってきましたし、常に目標としている選手なんで、まだまだ超えたつもりはないんで」

約10年ぶりに同じユニホームを着て戦うことになった裏には、ある特別な思いがありました。

兄・啓太選手「僕の方に連絡が来て一緒にやりたいという連絡が1本きたところで、僕自身も即決はできなかったんですけど、そういう僕もいずれは一緒にやりたいっていう気持ちがあったんで」
弟・悠太選手「自分はもう引退レースは駅伝と決めているんで、何年後かわからないすけど、最後は(兄とタスキを)繋げたい気持ちはあるんで、いつか、必ず実現できると思っています」

毎日駅伝で設楽兄弟のタスキリレーは見られるでしょうか。

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