第673回番組審議委員会を2月21日(火)、RKB毎日放送本社で開催した。
<審議委員>
出席委員 8名
小湊 真美、坂口 佳代、石川たかね、井手健一郎、上符 友則、高藤 英夫、橋ノ本将朗、濵口 欣也、福島 規子、牧山 愛美
書面出席 2名
<放送事業者>
佐藤社長以下 計11名
<議題>
番組審議 ラジオ番組
「#さえのわっふる!」
放送日時 1月26日(木)午後1時から午後4時
出 演:武田早絵(RKBアナウンサー)、樋口聖典(実業家、ポッドキャスター)
ACC部長:宮岡朋治
プロデューサー:坂口弘樹
<内容>
2022年秋編成でスタートした番組。
産休・育休から復帰した武田早絵アナウンサーをメインに、個性豊かな男性パーソナリティが曜日替わりでパートナーを務めている音楽情報バラエティ番組。
1月26日(木)14:00~15:30放送回を審議。
元音楽家で元芸人の実業家・樋口聖典さんがパートナーを務める回。樋口さんは、歴史系ポッドキャスト番組「コテンラジオ」などの出演でも知られている。
議事の概要
委員からは
・テンポよくコーナーが進んで、飽きさせない工夫をしている
・どのタイミングから聴いても、すぐに入ることができた
・ラジオは構えることなく気楽に聞き流せるメディアだと改めて感じた
・表面上は柔らかい話をしているが、実際はかなり深いことを考えながら話をしているんだろうと感じた
・バランスがよく、出演者二人の立場がフラットで、決めつけることなく話をしている内容が、非常に聞いていて心地がよかった
・メッセージ性があって、「ながら聴き」でも思わず手を止めてしまった
・SNSユーザーをかなり意識して番組作りをしている印象をうけた
・ツイッターとの連携でリスナーからのリアクションがタイムリーに伝わって番組に反映される感じも楽しかった
と、評価する意見があった。
一方で、
・プロのしゃべりは聴きやすいが、テンションが高く、連続して聴いていると少し疲れる
・テレビとちがい、ゲストがどういう人なのかなかなか理解できず戸惑った
・俗語がどこまで許容されるのか?正しい日本語をもっと真剣に考えてほしい
・スタジオの二人とゲストの声が混じりあった時、イヤホンでは聴こえづらいタイミングがあった
・女性アナウンサーが男性の話を聞くという構図になっているが、女性同士のトークも聴いてみたい
・音楽情報バラエティーなので、もっと音楽を聴かせる時間を増やしてほしい
という意見があった。
制作者は
・番組に出演しているパーソナリティと同年代の30代、40代のリスナー層を増やしていきたい
・番組ホームページで、ポッドキャストから番組へ誘導できるようもっと工夫したい
と、説明した。