第687回番組審議委員会を6月18日(火)、RKB毎日放送本社で開催した。
〇番組審議会
<審議委員>
出席委員 8名
上妻正典、坂本高志、滝本英明(書面)、谷口亮、名村知美、橋本道成、浜田真知子、松藤悟
<放送事業者>
佐藤社長以下 計11名
議題 番組審議 テレビ番組
「ハカタの王様~福岡県民の超ホンネ 吸い上げます!~」
放送日時 5月25日(土)午後2時から
プロデューサー 鶴田直久(テレビ制作部担当部長)
チーフディレクター 松井聡史(RKB CINC 番組制作)
<内 容>
福岡県民が福岡で生活してきたからこそ知っている「ふとした発見」、「疑問に思ったこと」、「グチ」、「失敗談」…などなどリアルすぎる超ホンネを吸い上げ、追跡ロケで調査!
新鮮、かつ知的好奇心をくすぐる情報を福岡県民に届けるホンネバラエティ!
知っているつもりが実はそうでなかった福岡の人々のことを、アンデルセン童話「裸の王様」になぞらえて、「ハカタの王様」と名づけた。
議事の概要
委員からは
・インタビューに答えた方々の話が面白く、次々と出てくる「福岡あるある」を楽しく、面白く見ることができた。
・「福岡ハラスメント」という自虐的な「あるあるネタ」も、あまり嫌な思いをすることがなかった。そこが、新鮮な感じがした。
・「福岡ハラスメント」は、自分を見つめなおす機会となった。
・県外出身者の声は、批判しているようでありながら、どこかで福岡をほめてくれている。そういう温かさ、福岡愛にあふれる番組だ。
と、評価する意見があった。
一方で、
・方言についてのやりとりを理解することができなくて、だんだん身内ネタのような感じがして、番組を冷ややかに見てしまっていた。
・福岡県には地域で文化、風習、習慣にも違いがあるが、その地域バランスをどう考えるのか?
・番組ホームページやインスタグラムの情報量が少なかった。
という意見があった。
制作者は
・「本音」を吸い上げることで、他局の番組と違う特徴を出すことができるのでは、と考えている。
・「福岡ハラスメント」という言葉は、「何気ない行動で不愉快にさせてしまっていることがある」と気づいてほしいという思いで使った。
・ホームページとインスタグラムは情報を充実させるように努める。
と、説明した。