RKB毎日放送株式会社

第６８８回番組審議委員会を７月１６日（火）、ＲＫＢ毎日放送本社で開催した。

〇番組審議会
＜審議委員＞
出席委員　8名
上妻正典（書面）、坂本高志、滝本英明、谷口亮、名村知美、橋本道成、浜田真知子、松藤悟

＜放送事業者＞
佐藤社長以下　計９名

議題１　番組審議　テレビ番組　「久原本家presents　福岡音楽祭　音恵～ＯＮＫＥＩ２０２４」
   　放送　６月２９日（土）午後４時から

＜内　容＞
大人が純粋に上質な本物の音楽を楽しめる一夜限りの野外音楽祭。世界的ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎プロデュースの「福岡音楽祭　音恵～ＯＮＥＫＩ」は今回で７回目を迎え、福岡の初夏の風物詩として定着した。今年も豪華メンバーが、満員の観衆を魅了した。番組では野外ライブの模様を１時間にわたって編集し放送した。

議事２　番組審議　テレビ番組　「ＴＢＳテレビ制作の全国ネット番組について」
・ＴＢＳでよく見る番組　・最近の報道姿勢について　・他の系列に比べての評価
・今後放送してもらいたい番組　・その他のご意見

議事の概要
議題１　番組審議　「福岡音楽祭　音恵～ＯＮＫＥＩ　２０２４」
委員からは
・映像がきれいで、自然の光と照明が移り変わっていく映像の演出で、風景と音楽を一緒に楽しめた。
・ただライブを流しているだけではなく、映像音楽として完成度が高いと感じた。
・映像、音楽主体の番組ですばらしかった。
・アーティストがうっすらと汗をかきながら真剣に演奏している様子や表情なども見ることができるのは映像の良さだと感じだ。
・アーティスト側の舞台裏もあれば、番組がもっと面白くなると感じた。
などの意見があった。

制作者は
　・音楽や歌詞にあわせて、１７台のカメラ映像を切り替えている。
　・音声は１００本のマイクを設置し収録している。
　・音楽イベント、音楽番組のノウハウの継承という意味でも非常に重要なコンテンツだと考えている。
と説明した。

議題２　番組審議　「ＴＢＳテレビ制作の全国ネット番組について」
委員からは
・ほかの系列と比べるとしっかりと報道をしている。
・火曜日１０時は恋愛ドラマ枠のイメージが他局よりも強く定着している。
・安心して見ることができる、純粋に庶民感覚で楽しめる番組がある。
などの意見があった。

一方で、
・似たような情報が繰り返し流されると、だんだん、見なくなってしまう。
・報道を扱う番組で元お笑い芸人の個人的な意見は聞きたくない。
という意見があった。

今後、放送してもらいたい番組としては
　・キー局だからこそできる影響力があるタレントを地方に連れてきてもらい、地方をステージにしたドラマなどを制作してもらいたい。
　・社会問題、ジェンダーについて深堀する番組があったらいいなと思う。
　・日本に定住している外国人を取り上げるなど、多民族多文化共存についての番組のニーズが生まれてくると思う。
　・批判だけではなく、頑張っている方々や活動にスポットライトを当てる明るく前向きな番組が必要だと思う。
 などの提案があった。