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JA筑紫 青壮年部・楢木翔太さんのネギ 堀加寿美

筑紫野市馬市という地区でネギを育てているJA筑紫青壮年部の楢木翔太さん(42歳)。 

 

 

筑紫野市馬市という地区では、男性が兼業で米と麦、女性が野菜を育てていたそうで、楢木さんの両親もお父さんが米、お母さんがネギを育てていたそうです。楢木さんは農学部の大学を卒業後就農して20年前にネギの栽培をスタート。

ただ、10年ほど前に馬市地区の農家さんたちで「三水うまいち」という農業組合を立ち上げ法人化したことがきっかけで楢木さんは会社運営に携わることになり、一度ネギの栽培から離れました。でも、この地区で先祖代々育てられてきた美味しいネギを途絶えさせてはいけないという想いで、楢木さんが数年前から復活させました。

ネギづくりへのこだわりは「消費者の顔」とおっしゃる楢木さん。

筑紫野市内の小中学校給食に使われているので農薬を使わないようにして育てています。 

 

 

 

楢木さんのネギが育つ畑は、黒ボク土といって、阿蘇山の噴火で火山灰が降り注いでできた土で、野菜作りに適した土なんです。楢木さんは通年ネギ栽培をしていて、夏場のネギづくりは正にギャンブル!

特にこの夏は草が厄介だったみたいで、草が伸びるのが早すぎてネギがそれに負けちゃってダメにしちゃったことも…。除草剤を使わずに手作業で草を取っているので本当に大変なんです。水やりのタイミングの見極めも難しいそうなんですが、雨が2~3日続いたり、水をあげすぎてしまうと「シャキッと着物をきられんようになる」と楢木さん。白ネギの白い部分を「着物」と表現していることにネギへの愛情が伝わってきますね!

この時期はカットネギも出荷していて、パックにてんこ盛り!主婦に大人気なんだそうです。

 

 

 

楢木さんおすすめの食べ方、ぽん酢と一味をかけて食べてみたら、もう箸が止まらない…!!

シャキシャキでみずみずしくとっても美味しいネギで感動しました!!

 

これからどんな想いでネギを作っていきたいのか伺うと、地元の農家さんたちで一つになって立ち上げた「三水うまいち」の組織を絶やさずに、自分が生まれ育ったこの野菜作りに恵まれた土地を守って行きたいと想いを伝えてくれました。 

 

 

楢木さんのネギは、JA筑紫管内のゆめ畑で販売されています!

パッケージデザインも楢木さんが手掛けていて可愛いですよ♡ 

 

 

 

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