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JAみい 青年部・稲吉隆二さんの小松菜 堀加寿美

久留米市北野町で小松菜を栽培しているJAみい青年部の稲吉隆二さん(40)をご紹介します。

 

 

稲吉さんは年間通してハウス栽培で小松菜を生産していて、年間8万束もの小松菜を出荷してます。ハウス栽培の小松菜はこのように隙間なくぎゅうぎゅうに生えていて、茎の部分を見ると1株1株の間はわずか6センチ。 

 

 

 

隙間があると小松菜が横に開いてしまって縦に伸びなくなり、硬くなって美味しくなくなってしまうからなんだそうです。美味しい小松菜に育てるためには、この狭さが重要なんですね。

今年は大雨の影響もなく、酷暑にも負けず、甘味のあるやわらかい良い小松菜に育ちました!

 

この辺りの土は砂地でサラっとした土で葉物に適した土地なんだそうです。

スポっと抜いたら根をカッターで切り落として、袋詰めしていきます。

 

 

 

収穫したら、なんと3日後には次の小松菜を植えていくそうです!

稲吉さんの小松菜のハウスは28棟もあるから休む間もなく次々と収穫しては植えて…の繰り返し。技能実習生3人と一緒に収穫しています。

 

 

お邪魔したこの日の久留米市の気温は37度…そんな暑さの中、皆さん大粒の汗を流しながらせっせと収穫していました。

元々稲吉さんは、高校卒業した後は県外で別のお仕事をしていたんですが、22歳の時に実家に戻って4代目のお父様の跡を継ぎ就農。お父様は兼業でパセリを作っていましたが、その傍ら稲吉さんが小松菜を育てて、8年前から小松菜の栽培に本腰を入れました。JAみいには、小松菜のベテラン生産者さんがたくさんいるので、分からないことも教えてくれて始めた当初は本当に助かったとお話してくれました。さすがは福岡県内生産量トップの小松菜生産地ですよね。

とにかく毎日休まずに出荷し続けていきたい、日々淡々と美味しい小松菜を作って行きたいとおっしゃる稲吉さん。まるで天に向かってまっすぐ伸びる小松菜のように、まっすぐな気持ちで作り続けていく稲吉さんをますます応援したくなりました!

 

 

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