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中洲にある鮨屋の大将が営むスピンオフ「うどん居酒屋」

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バイヤーという仕事柄、はやりのお店には行くけど、そわそわするだけ。後輩からは「佐藤さん、酒を飲むとき雰囲気で飲んでて味わってないですよね」の一言。
仕事も遊びも家庭も、常に「相手に喜んでもらう」を基本にしている私。大事なお客様をおもてなしするときに、お連れするのが中洲の「岩兵衛」。
4軒隣のお寿司屋さん「岩正」の大将が営んでいるお店です。

岩兵衛 店内

昨今はやりの「うどん居酒屋」なるジャンルが確立される前からうどん居酒屋をやっているというところが「会話の肴」。「お鮨屋さんがやってる」とか「大将は山笠好き」とか、そんな「会話の肴」は尽きることなく、これだけでもみな満足してくださいます。

岩兵衛 魚ロッケ

肝心の食事は、大皿に盛られた「酒の肴」たち。いつも違う肴に目移りするけど、まずはここから2つ選びます。あとはすり身LOVEな私には欠かせない「魚(ギョ)ロッケ」。話も落ち着いてきたら、「こりゃ食べていかないかんばい」のラスト2品です。1品目は「なぜここに?」の「岩兵衛タコス」。サルサソースと付け合わせのハラペーニョで、一気に「ここはどこ?」の世界に入ります。そして〆は「葱鮪うどん」。お鮨屋さんだからできる鮪のチョイスと稲庭うどんとお出汁のハーモニーなんとも幸せな気分です。

岩兵衛 葱鮪うどん

中洲の土地柄、生粋の博多弁が飛び交うこのお店。雰囲気は博多だけど他にはない鮨屋の大将自慢のメニューがたくさんあります。「なんで落ち着くのかなー」なんて振り返ると、使っている器のほとんどが、わが故郷、日田の「小鹿田焼」なんです。とびかんなの旋律と大将自慢の料理の数々とお酒たち。この雰囲気に揺れて、酔いしれ会話が弾むのでしょう。
「後輩よ、雰囲気でも味わえるんだよ」と勝手にハラオチして、味わい酔いしれるナルシストな私でした。

店舗名:饂飩 岩兵衛(がんべえ)
ジャンル:居酒屋、うどん
住所:福岡市博多区中洲4-5-1
電話番号:092-281-0134
営業時間:18:00~翌2:00
定休日:日曜、祝日
席数:カウンター6席、テーブル16席
個室:なし
メニュー:ゴマサバ1,300円、つぶ貝の旨煮880円、イワシの梅煮760円、魚ロッケ400円、タコス480円、葱鮪うどん(温)1,420円、特製カレーライス980円
URL:https://www.instagram.com/ganbe_nakasu/

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