JAみなみ筑後 女性部・坂田千代子さんのセロリ 小山正代
今回はJAみなみ筑後 女性部 坂田千代子さん(64歳)がご家族と作るセロリのお話です!
みやま市はセロリの三大生産地で、西日本一の出荷量を誇ります。
特徴は爽やかな香りと甘味、そして瑞々しさ!誰でも生でバリバリ食べられちゃう♪
スタジオで西田さん鬼橋さんにも生で食べてもらいました。
西田さんはみやま市のセロリに出会いセロリが食べられるようになったそうです。
私も西田さんと同じなんです(#^.^#)苦手な方でも食べやすい!
そもそもセロリは昭和37年頃から米軍に収めるように国からの要請で栽培が始まり、当時は独特の香り高いセロリを作っていましたが万人受けするようにと今のみやまのセロリになりました。
千代子さんは旦那さんと息子さんの三人で長さが50m・70mあるビニールハウス、なんと27棟でセロリを作っています。
11月から収穫が始まり6月まで早朝に収穫をされていますが同時に苗作りもされています。
その苗作りはまだ他の人には任せられないと千代子さんはおっしゃいます。
天候等見ながら水をあげるわけですが、ただ水やりをするのではなく「暑かろ~」など声を掛けながら子育てするかのように育てています。そんな千代子さんが育てた苗は背の高さが均等なんです。ほかのセロリ農家さんもなんでこんなにきれいに育つ?と聞かれるほど。
坂田家のセロリは旦那さんの稼業。千代子さんは結婚して農家の仕事をするようになりました。
20歳の時に旦那さんと出会い、北の宿のような恋を経て去年結婚40周年のルビー婚を迎えました。記念に、行ってみたかったセロリ三大産地の一つ長野県へ行きセロリ農家さんも訪ねたそうです。
その時、みやま市のセロリ栽培は進んでいると実感しました。
というのも、長野県は苗を手植えで植えていますがみやま市のセロリは機械で植えていいます。20年も前から。機械化する際は土の改良に5年かけ、その後の品質改良にも5年かけ今のみやま市の万人受けするセロリが出来上がりました。
いつみても大きめの花束ほどの大きさで、味も素晴らしい。努力の塊です。
このセロリ、生でももちろん美味しいですが、千代子さん始め地元の方は醤油漬けや酢漬け・佃煮に粕漬にしたりして食べているそうで最近はたこキムチにしたり塩昆布で和えたりとアレンジレシピも増えています。
小山は千代子さんおススメのイカのするめを入れた酢の物を作りました。
甘めのイカに鷹の爪を加えて箸が止まらぬ美味しさです!(^^)!
栄養も豊富で健康食!葉っぱまで食べられて捨てるとこない。いつも食べていらっしゃるからか千代子さん肌つるつるでハツラツとしています♡
農家は天性、いつかみやま市のセロリをブランド化してたくさんの方に食べてもらいたい!とおっしゃる千代子さん。嫁いで終わりじゃなく自分ながらに楽しみ目標を持ち、愛情込めて後世に続くようにと明るく頑張っていらっしゃいます。
しかーし!みやま市のセロリの7割は東京で食べられているとか!
みなさん是非一度食べてみてください!セロリの概念が変わります♪
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