6月16日(水)、5回目を迎えたお話キャラバンは、久留米市立田主丸小学校に伺いました。
創立は1873年、今年で142年を迎えた歴史のある学校です。
久留米市の田主丸と言えば、河童の里として知られています。
町のあちらこちらで河童像や河童にちなんだものに出会うことができます。
さて、今回お邪魔したのは本庄アナウンサーと三好アナウンサー。
田主丸小学校では、上級生が下級生に朗読をして本の素晴らしさを伝える活動をしているとあって
みんな本が大好きでした。
お話キャラバンは、子供たちの元気なあいさつで幕を開け、
まずはアフリカの昔話絵本の「ダチョウのくびはなぜながい?」を朗読。
ダチョウやワニ、ウミウシ、ゾウなどたくさんの動物が繰り広げるコミカルな物語に 子供たちは大笑いでした。
続いて、沖縄出身の三好アナウンサーが沖縄民話の「りゅうになりそこねたハブ」を朗読。
貧乏者の青年カナーとハブとのやりとりを通して“ウソをつくことはいけない”事を表現している 作品に子供たちも夢中になって聞き入っていました。
2本の朗読が終わったところで、子供たちも一緒に発声練習。
口の開き方に注意しながらお腹の底から声を出す練習や早口言葉に挑戦し、
体育館には子供たちの元気いっぱいの声が響き渡りました。
本庄アナウンサーと三好アナウンサーもあまりの声の大きさに圧倒されるほど・・・・(笑)
そして最後の朗読作品は「うみをあげるよ」
この絵本は、主人公のワタルくんの大事なバスタオルが、風に飛ばされ、お母さんといっしょに森へ捜しにゆくと、二匹のカエルが、青いバスタオルを海だと思って遊んでいる様子を描いたもの。
短い時間でしたが元気いっぱいの田主丸小学校の子供たちと交流を深めることができ 楽しいお話キャラバンとなりました。
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