ホームランは高校通算31本 ドラフト会議待つ佐倉侠史朗選手(九国大付属高) 守備もそつなし
26日に迫ったプロ野球のドラフト会議。「高校四天王」の1人に数えられる九州国際大学付属高校の佐倉侠史朗選手は、長打力のあるバッティングが武器。プロの舞台での活躍を夢見て運命の瞬間を待ちます。
身長184センチ、体重103キロ
九州国際大学付属高校 佐倉侠史朗選手「不安な部分もあるんですけど、どちらかと言うと、ワクワクというか楽しみな部分が大きい」
身長184センチ、体重103キロという高校生離れした体格。そこから生み出される鋭いスイングで、放ってきたホームランの数は高校通算31本に上ります。
チームメイト 浅嶋大和選手「バッティングは、ミートもパワーも真似できないくらいすごいなと思う」
山口修平選手「とにかく頼れる存在でしたね」
佐倉侠史朗選手「当たれば飛距離は出るし、その中で柔らかいバッティングが自分の持ち味だと思うので、そこを見てほしいです」
監督「スローイングはミスを見たことがない」
プロ10球団が獲得に興味を示しているということですが、評価されているのはバッティングだけではありません。この日、佐倉選手が守備についたのは、これまで守ってきたファーストではなく、サード。慣れないポジションかと思いきや、軽快な動きと確実なグラブさばきで打球を処理していきます。
楠城祐介監督「打撃が注目されていますけど、守備であったり走塁であったり、そつなくこなせる選手。スローイングはミスを見たことがないので、心強かったです。これから先、彼の武器になると思う」
「選ばれるかどうか、少しでも気を楽に待てたら」
プロの舞台での活躍を目標に、運命の瞬間を待ちます。
佐倉侠史朗選手「1軍の舞台で活躍するのが野球人生で一番いいことだと思うので、1年目からできればうれしいです。そのために今から準備していきたい。すごい緊張はすると思うんですけど、その時に選ばれるかどうかは自分が決めることではないので、少しでも気を楽に待てたら」
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう