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実業団と高校“駅伝女王”がそろって出場 選抜女子駅伝北九州大会が21日に 世代超えトップチームが同一コースで

選抜女子駅伝北九州大会は1月21日、北九州市小倉北区の小倉城歴史の道を発着点に、八幡東区前田で折り返す、一般5区間、高校6区間(27.2キロ)のコースで開催されます。実業団、大学、高校のトップチームが同じコースで世代をこえて競う珍しい駅伝です。今回は実業団と高校の駅伝女王がそろって出場します。

実業団の「クイーン」積水化学


オリンピック代表にも選ばれた、名ランナーたちが駆け抜けてきた選抜女子駅伝北九州大会は、1990年から続く、北九州の新春の風物詩です。2024年は実業団と高校の駅伝女王が登場します。
実業団女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝で優勝した積水化学。日本代表経験のある選手も多く在籍する、トップチームです。筑紫女学園高校出身の18歳、松本明莉選手は、高校時代はインターハイで入賞を果たすなど、全国の舞台で活躍を続けた期待のルーキーです。今回、積水化学のユニフォームを着てはじめて駅伝に出場します。
 


松本明莉選手「積水化学というすごいチームを背負って走るので、クイーンズ駅伝優勝チームらしい強い走りができたら」

筑紫女学園出身の松本選手が実業団駅伝デビュー

 

松本選手は高校2年生のとき、選抜女子駅伝北九州大会に出場し、1区で高校の部区間賞を獲得、優勝の立役者となった経験があります。

松本明莉選手「大人の人たちと走れる新鮮さ、普段にはないレースだなという印象。(あの年は)都大路に出られなくて、悔しい思いをした分、北九州選抜女子駅伝に出て、自分は区間賞をとれてチームも優勝できたのはすごくうれしかった」

高校時代を過ごした福岡県で、鮮烈な実業団駅伝デビューを飾れるでしょうか。
松本明莉選手「高校時代過ごした福岡でまた走れるという、うれしい気持ちを走りにもつなげて。本番では少しでもチームのために良い走りができるよう頑張りたい」

高校女王・神村学園には「最強留学生」

一方、全国高校駅伝を制したのは鹿児島の神村学園。最強の留学生との呼び声も高い、カリバ・カロラインがエントリーされていて、その走りに注目です。実業団と高校の駅伝女王、先にゴールするのはどちらでしょうか。

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