新生小久保ホークスが仕上げの段階…栗原も“完全復活”へ向け順調な調整具合を披露【ホークスキャンプ】
ホークスキャンプ情報「鷹キャン」です。20日から最終クールに入り、キャンプも仕上げの段階です。宮崎入りしたRKB野球解説者の秋山幸二さんの目に新生小久保ホークスはどう映ったのでしょうか。
紅白戦でアピールした仲田選手に注目
まずは、今年から指揮を執る小久保監督のもとを訪れた秋山さん。話題は、支配下争いを繰り広げるキャンプA組の育成選手について。
小久保監督「3ケタ(育成選手)3人が熾烈な争いしているので」
秋山さん「おおー若いのが?」
小久保監督「みんな結果出しているので」
その中でも秋山さんが注目したのは、週末の紅白戦で計4安打を放つなどアピールした福岡市出身の仲田です。
秋山さん「(仲田は)面白いなと思った、足の上げ方とか、当てるのうまいな」
小久保監督「うまいですうまいです」
西武から移籍の山川選手にも声かけ
このキャンプで初めて練習を視察した秋山さん。元監督だけあって、次々に選手たちとコミュニケーションを取ります。
(バント練習している牧原選手)
「よくその持ち方でバント出来るな」
「こうするとバットを水平に出せるんですよ」
現役時代の秋山さんと同じく、西武からホークスに移籍した山川にも声をかけていました。
秋山さん「やろうとしていることを自分の中でしっかり練習している、目標持ってやっているみたいなんで、今の状態を上げていって欲しいなと思いますね」
栗原は“完全復活”へ順調に調整
そして、もっとも秋山さんの目にとまったのは、栗原。フリーバッティングでは場外への大きな当たりを2本打つなど、ケガからの完全復活へ順調な調整具合を披露しました。
「フルスイングして、バランスよく振っているし、調子がいいだなと。今年はいいスタートを切って練習出来ているなという感じがある」
開幕1軍への生き残りをかけた熾烈なサバイバルが続く中、投打の主力選手が後輩へアドバイスを送る場面もありました。近藤と柳田からバッティングの助言を受けたのは、新選手会長の周東です。
柳田「おれは手を力抜こう・・・バン」
周東「それだけ?」
柳田「それだけ」
近藤「そこに入ってくるようなイメージで構える」
周東「こういって戻るってこと?」「すっごい難しい・・・」
室内ではチーム最年長・和田が、同じく左投手の笠谷へ身振り手振りを交えて熱心に指導を行いました。21日に43歳の誕生日を迎える和田投手、これまでつちかった技術を惜しみなく後輩に伝えています。
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