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徹底調査! カラオケの1曲目…何を歌うのが正解!?失敗から学ぶ、究極の回答とは?

会社の飲み会で、二次会にカラオケをチョイスするシーンは多くあります。若手なら「1曲目はいい感じに盛り上がる曲を歌って」と言われた経験があるのではないでしょうか。
 

世代や親密度もバラバラの状況で、多くの人がぶちあたる「1曲目問題」。そんな社会の疑問を、番組が徹底調査します。

みんなが知っていそうな曲をチョイス

「そのために、あらかじめ何曲か用意している」と話す男性は、上司とでも盛り上がれる間違いない曲にBEGIN「島人ぬ宝」をあげてくれました。


みんなが知っている曲を入れるという男性の1曲は、松山千春の「大空と大地の中で」。
 


近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」を歌うという男性は「これを歌っておけば、赤点は免れるのでは」と話します。

なぜか、阪神タイガースの球団歌「六甲おろし」を歌う人も。誰しもが一度はサビを聞いたことがあるので、サビにさえいければ世代的に幅広く盛り上がるのでは、とのことでした。

男性最強1曲目アーティストは◯◯!


なかでも、男性から圧倒的に支持されていた「間違いない1曲」のアーティストは、サザンオールスターズ。1970年代から現在にいたるまで名曲を常に輩出しているので、どの年代もカバーできる“最強1曲目アーティスト”です。

サザンの中でも、熱量が強くてメッセージ性が低い曲を歌うべきだという男性は「いとしのエリー」をおすすめしてくれました(※あくまで個人の意見です)。

女性最強1曲目アーティストは福岡出身のアイドル!

女性は、親が好きだった曲をチョイスするという声も多く、特に松田聖子さんの楽曲は間違いないとのこと。カバーするアーティストも多いので、若い子も大体歌えるのだとか。

“巻き込み系ソング”で周りも参加させるべし


合いの手があったほうが歌いやすいという男性は、モーニング娘。の「LOVEマシーン」をチョイス。これなら場も温まりやすそうです。
 


大塚愛の「さくらんぼ」も「もう1回!」と、合いの手が入るので歌いやすそうです。
 


上司の年代に合わせた曲を歌うという女性の1曲は、ピンク・レディーの「UFO」。誰かしら歌えるので「みんなで歌いましょう」と促すこともできるとのこと。

「アーユーレディ?」で始まるフィンガー5の「学園天国」は、みんなが「イエーイ」と返してくれるので盛り上がりやすいという声もありました。

「しっとり系ソング」は失敗しがち

一方で、1曲目に歌って失敗したという曲も。ある男性はしっとりしたミスチルの曲を選んで「しまった!」となったそう。“しっとり系”は、自分は心地よく歌えても、周りは盛り上がりにくいのかもしれません。

スピッツの「チェリー」や米津玄師の「Lemon」は名曲だけど、初手に選ぶと場が盛り上がらないとの声も。

上司の世代に合わせて中島みゆきの「地上の星」を歌ったという女性は、周りがどんなテンションで盛り上げていいかわかっていない雰囲気を感じたそう。


また、たとえ流行っているとはいっても、完璧に歌える洋楽じゃなければ地獄という声も。

どれだけ気持ちよく歌える曲でも、自分だけがハイになって周りがついていけないのも、地獄です。

ほかにも「ラップが多い曲は要注意」という声や、優里の「ドライフラワー」のようなモテにこようとしている曲は、上司がいる場で歌っても盛り上がらないという声もありました。

“究極の回答”を求めて


待ちゆく人の声がたくさん集まったところで、究極の回答を調査するべく接待系の飲み会が多そうな人物3人にインタビューしてみました。
 


まずは、22年の営業マン歴を誇るRKBの「宴会部長」こと笹森広貴さん。

イントロが流れた瞬間に盛り上がる曲がベストと話す笹森さんの1曲は、郷ひろみの「2億4千万の瞳」! サビで「ジャパーン」を繰り替えす箇所があり、2回目の「ジャパーン」では「ジャムパーン」と言いながらポケットからジャムパンを出すのが鉄板ネタだったとか。


続いて伺ったのは、福岡市・中洲で「Bar HONU」を経営する加藤利枝ママ。

一番盛り上がるのはモノマネで、特に女性からウケがいいのは森高千里の「渡良瀬橋」だと言います。鼻声で可愛らしく歌うのがコツです。

また、この曲は終盤で森高千里自身がリコーダーを吹くのも特徴的。そこで、同じくリコーダーを取り出して吹くと確実に盛り上がるとのこと。難点は、毎回リコーダーを持っていかなければ成立しない点です。


最後は「福岡最強接待芸人」との呼び声高いEE男の山口たかしさんの登場です。

山口さんの間違いない曲は、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」。これを歌うには事前情報が必要で、まずは乾杯の段階で名前や仕事のほかに故郷を聞くのが大切とのこと。


例えば、相手の出身地が東峰村だったときには「俺らこんな村いやだ・東京へ出るだ」の歌詞を「俺ら東峰村いやだ・博多へ出るだ」に変えて歌います。すると、周りもツッコんで盛り上がりやすいのだそう。その場にいる人の出身地も聞けるので、今後のコミュニケーションにも役立ちます。

そんな山口さんが「絶対にこれは1曲目にするな」という曲は、レゲエ。盛り上がるイメージがある湘南乃風の「睡蓮花」は、中洲のキャバ嬢か元ヤンチャだった人にしか通用しないと豪語します。極端かつ偏見がすぎる意見のような気もしますが……。



以上、間違いないカラオケの1曲目を調査しました。みなさん、参考になりましたか?

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