SNSで自分をアピールするには？ 福岡県民のプロフィールの最適解を調査！

アパレルで働く男性のInstagramのプロフィール欄は、職業と会社名だけと非常にシンプル。どうやら、多くの若者は一言のみのプロフィールが定番のようです。なかには「04」と生まれ年（2004年）のみ記載している人も。

これだとなかなか自分をアピールできないのでは……？ そこで、福岡在住の現役プロライターであり、魅力のあるプロフィールの書き方をレクチャーしている柴尾真理さんのもとを訪ねてみました。柴尾さんいわく、シンプルな内容よりもせっかくならもっとアピールしたほうが良いとのこと。

しかし、どうすれば魅力的なプロフィールが書けるのでしょうか。Instagramを始めたいという原口昌子さん（68歳）に協力してもらい、早速プロフィールを作ってみることにしました。
 

原口さんが書いたのは『ホークスが大好きでHKT48が好きで目黒蓮君が好きなおばちゃんです　仕事頑張ってます。最近は、肩と腰が気になる時は近くの整骨院で治療してます。』
というもの。一見するとそんなに悪くないように見えますが……。

福岡のインフルエンサーのプロフィールを見てみると、柴尾先生が指摘したポイントが組み込まれていることに気が付きました。
 

フォロワー数11万人、福岡発のおでかけガイドを発信しているルミルミさんは「30秒で決まる!!週末のおでかけ」というキャッチフレーズから始まり、数字などを盛り込んで具体的な情報を詰め込んでいます。

フォロワー数4.8万人、写真家としても活躍するYAMAMOTO MICHIKOさんは、多くの人がつい隠したがる年齢を全面にアピール。人との差別化をいかにプロフィールに落とし込んでいくかが大切だと話します。

フォロワー数14.2万人、りりさんは「コロナで解雇された元CA」という、非常にインパクトのあるワードを入れています。以前は「グルメ」「美容」「旅行」と、好きなものを並べているだけでしたが、これに変えてからフォロワー数が格段に増えたそうです。

魅力あるプロフィールは大事な一方で「ウソをつくこと」「あまりにも誇張すること」は、絶対にやってはいけないと柴尾先生。
 

しかし、福岡の若手芸人の公式プロフィールを見てみると、特技の欄に「鼻息でティッシュを粉々にする」「腰を曲げずに前屈」など、嘘か本当かわからないものがずらりと並んでいます。

そこで、実際に疑惑がある芸人に特技を披露してもらいました。まずは、「気になるあの娘」ぬま水沼の特技である「水早飲み」。なんと、驚くほどのスピードで本当に一気飲みしてくれました。

続いては、「はながらブーツ」ラブちゃんの特技「肩から音を鳴らす」。確かに、肩を上げ下げするだけでポキポキと音が鳴ります……！

プロフィール盛りすぎ疑惑は若手芸人だけではありません。博多を代表するアイドル・HKT48のメンバーのプロフィールをパトロールしていると、怪しいプロフィールがちらほら……。まずは、田中伊桜莉の特技「利き水」を検証してみます。

しかし、3時間経過しても書き出せたのは270個。本人いわく「本当に400以上あったけど、脳が衰えて思い出せない」とのことでしたが……。