JA福岡県青協70周年記念式典で行われた「歴代県青協委員の本音」と題したパネルディスカッション!3グループ目のトークテーマは『消費者に伝えたい農業生産現場の本音』でした。
JAむなかた・JA糸島・JAみなみ筑後・JAふくおか嘉穂・JAたがわ・JA直鞍の代表者が参加。
本音の部分ではJAふくおか嘉穂でいちごを育てている岡松さんが、近年特に苦労されている夏の暑さのお話をされていました。猛暑に負けないように苗は今までの作り方を根本的に替えたり一週間くらい送らせた計画を立てているとのこと。変わる状況に対応するということが大変とお話されていました。
JAふくおか嘉穂でいちごを育てる香田さんは「毎日いちごに『おはよう』と声掛けをします」。いちごを生徒と思い愛情込めてお世話をする。消費者からは見えない裏話が聞けました。
実は生産者の方は作物に声かけている方多いんです♪
JAたがわの野中さんはシーズン前には機械に手をついて「宜しく!」終わると「ありがとう!」と労う言葉を掛けられるとか。
「…みんな聞きよるけ恥ずかしいんですけど…」って恥ずかしそうに話されました。
気候や技術的な事でもご苦労が多い中、それぞれに作る作物に愛情をもって作っていらっしゃるのが印象的でした。だからこそ消費者の私たちに《国消国産・地産地消》を気にかけて地場の物を食べて欲しいとお話されていました。
最後はステージの真ん中で一人ずつ思いのたけを伝える場面があり、JAみなみ筑後でみかんを作る北原さんは「収穫の時だけでも消費者の方が手伝いに来てくださって生産の現場を体験してもらえるとありがたい」と生産者の本音を発言され、
JAたがわの野中さんは「地域の子どもたちに僕たちから挨拶をしましょう」と呼びかけられました。「僕らの周りにいたおっちゃん達のように」…と。
多くの時間を畑など外でお仕事されている農家さんならではの子供達との関わり方。子を持つ親として有り難い限りです。
自分たちが作る作物に誇りを持ち、愛情込めて作り上げてくださる生産者みなさんの努力が多くの食卓に届きますように♡
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