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赤坂に誕生した立ち飲み焼鳥「ヒョゴダチ」。“ちょうどいい”距離感で楽しむ一軒

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デビ高橋の昼飲みでほろ酔い」の昼飲みとは、明るいうちからお酒を飲むということで、ここではランチタイムや夜より少し早めの15~16時くらいからお酒が飲める店舗を紹介します。

ヒョゴダチ内観

2026年3月12日、立ち飲みの焼鳥店「ヒョゴダチ」がオープンした。人気焼鳥店「ひょご鳥」の系列店で、場所は赤坂の「ひょご鳥」からすぐのところ。「中華 万来」の隣りという分かりやすい立地だ。オープン直後から注目度は高く、実際に足を運んでみてもほぼ満席。日によっては入れないこともあるようで、その勢いからも期待値の高さがうかがえる。

店内は立ち飲みスタイルが基本で、カウンターに16人ほど、2名用の立ち飲みテーブルが2卓、さらに2名用の座れるテーブル席が1卓という構成。コンパクトながらも回転が良く、ふらっと立ち寄って一杯やるにはちょうどいいサイズ感だ。通常は15時から営業しているため、焼鳥で昼飲みができるのも魅力のひとつだが、現在は仕込みの都合で17時スタートとなっている。4月中旬からは昼飲み需要も取り込みそうだ。

米さんと藤本さん オーナーの米さん(右)と藤本さん

オーナーの米 重論(よね しげのり)さんは熊本出身。東京でバーテンダーなどを経験し、当初はラーメン店での独立を考えていたが、「鳥しき」系列の焼鳥に衝撃を受け、この道へ。六本木の名店「鳥長」で約8年修業した後、2010年に熊本で「ひょご鳥 本店」を開業。さらに2017年には福岡赤坂店をオープンし、着実にファンを増やしてきた人物だ。

ここ「ヒョゴダチ」は、そんな「ひょご鳥」のエッセンスをよりカジュアルに楽しめる一軒。正直に言えば、強烈な個性や唯一無二の特徴があるわけではない。ただ、この“特に尖っていない感じ”が逆にいい。立ち飲みで軽く焼鳥をつまみながら一杯やる、そのシチュエーションにおいて、この店のバランス感は実にちょうどよいのだ。

ヒョゴダチ冷蔵庫

注文は紙に書いてスタッフに渡すスタイルで、つまみや瓶ビール、シャンパンは自分で冷蔵庫から取るセルフ形式。まずは「おまかせ5本」(1,200円)を頼み、好みのつまみと瓶ビールを用意して焼き上がりを待つ。この一連の流れが実に心地よく、立ち飲みの楽しさをうまく引き出している。

ヒョゴダチ藤本さん

串は「ひょご鳥」と違い若鶏を使用しているため、価格が抑えられているのもポイント。日常使いしやすい価格帯で、ふらっと立ち寄れる気軽さがある。焼きは「ひょご鳥」で腕を振るっていた藤本さんが担当し、炭と電気の焼台を使い分けている。特に電気で焼いた皮はパリッとした食感に仕上がり、軽やかで食べやすい。

ヒョゴダチつまみ

この日いただいたつまみでは、「うずら卵のだし醤油漬け」(400円)が印象的。やわらかく味がしっかり染みていて、ついもう一杯と手が伸びる。「スパイシーのど軟骨」(400円)は豚の軟骨を使用しており、強い歯ごたえとスパイス感がクセになる。

ヒョゴダチもも

「おまかせ5本」は、「かしわ」のほどよい弾力、「つくねピーマン」のナンコツ入りの食感、「砂肝」のコリッとした歯ごたえ、「せせり」の大葉の爽やかさ、「豚カシラ」の食べ応えと、それぞれに分かりやすい良さがある。どれも奇をてらわず、安心して食べられる仕上がりだ。

ヒョゴダチつくねピーマン ヒョゴダチ砂肝 ヒョウゴダチせせり ヒョウゴダチ 豚カシラ

米さんいわく、だいたい3,000円ほどで楽しめるとのこと。軽く一杯だけでもよし、少ししっかり食べてもよし。瓶ビールとつまみだけでさっと切り上げ、次の店へ向かうはしご酒にも向いている。

派手さはないが、だからこそ使い勝手がいい。人気店の系列という安心感と、立ち飲みならではの気軽さが同居した一軒として、今後さらに重宝されていきそうだ。

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