世界一の九州が始まる!
番組概要
九州で、情熱を傾け、挑戦する人たち。
命をつなぐ食の生産者、伝統工芸に新しい技術や素材を組み合わせる工芸家、若きクリエーター、最先端技術に挑む企業技術者や町工場、世界記録に挑むアスリート、人気ショップやイベントの仕掛け人、巨大建設物のプロジェクトリーダー・・・。
さまざまなジャンルで、「世界一」「オンリーワン」と誇ることの出来る九州の魅力を紹介します。
次回の放送内容
世界一の九州が始まる!【ヤマトの香りを求めて~バニラビーンズの世界~】【字】
番組内容
甘く幸せな香りを放ち、洋菓子などに使われる黒い粒「バニラビーンズ」。
熱帯地域で作られ、国内での栽培例はわずか。
長崎県大村市の清水大和さん(37)は、5年前から独自ブランド「ヤマトバニラビーンズ」を栽培し首都圏のホテル等との取引も増えています。
インゲンマメのような鞘の中の種がバニラビーンズとなりますが、香りが出るまでに栽培・加工と膨大な手間がかかります。
独自の香りを追求する挑戦を追いました。
制作
NBC長崎放送
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
今回の放送内容
脇役から主役へ!桐箱アップデート
桐箱と言えば、高級な菓子や果物などちょっと値の張る特別な贈答品を入れる箱、あるいは着物や美術品など保存に気を使う大切なものを収納する箱といったイメージが強い。あくまで主役は中に入れるもの、箱は脇役だ。
福岡県古賀市にある「増田桐箱店」は創業95年を迎えた老舗桐箱店。社長の藤井博文さんは現在37歳。祖父から24歳で経営を引き継いだ若き社長は、桐の持つ美しさ、軽さ、調湿性や断熱性、また防虫効果や抗菌作用など多くの利点に可能性を見出した。
長年培った技術をもとに、収納箱としての桐箱だけでなく、暮らしを彩るオリジナル商品の展開にも積極的に取り組んでいる。現在、素材の利点、また「和」の端正なイメージを武器に、海外10の国と地域に進出、販路を拡大している。
今年もひとつの商品を生み出して話題をさらった。スニーカー専用の桐箱の開発。スニーカー愛好家と組んで高級感のあるデザインと老舗の技術で作り上げた。ユニークな商品はどのように誕生したのか。箱を含めて宝物となるような特別な桐箱。脇役から主役となる桐箱へ、若き社長の挑戦を追った。
企業名:増田桐箱店
住 所:福岡県古賀市青柳町100-1
代表者:代表取締役社長 藤井 博文さん
電 話:092-942-3061
ホームページ:https://kiribako.jp/
桐製米びつ 4サイズ展開 3キロ用 7,370円(税込)
スニーカーボックス「アマテラス」 16,500円(税込)
取材後記
いただき物が「桐箱入り」だと、テンション上がりませんか?私はあがります(笑)。
今回取材をさせていただき、ギフト用の箱、機械で組み立てるような大量生産の箱であっても、人の手をかなり使って丁寧に作られていることを知りました。番組ではご紹介できませんでしたが、面取りの形状、フタの仕様などなど、本当に手間がかかっている。
また桐の持つ調湿性、防虫効果などの利点を知り、凛としたたたずまいの美しさを改めて感じました。「桐箱入り」はダテじゃなかった。
クールなスニーカーボックス「アマテラス」。展示会では訪れた外国人コレクターが、非買展示品を拝み倒すようにして強引に買って行ったとか。「桐箱入り」のありがたみが世界共通になる日も近い!かも。
(RKB毎日放送/里山 千恵美)