PageTopButton

八女の地酒が飲み放題の2日間!「吟乃香 新酒祭り」開催

UMAGA

新米の収穫が終わり、各地で新酒が出来上がりはじめるこの季節。八女の老舗蔵「喜多屋」にも、今期初搾りとなる新酒がお目見えしました。

八女 新酒まつり2022 吟乃香

例年11月に開催していた「喜多屋 新酒まつり」は、残念ながら今年も中止となってしまったそうですが……ご安心を! 「喜多屋」の斜め向かいにある和食処「酒邸 吟乃香」にて「吟乃香 新酒祭り」が開かれるそうです。

八女 吟乃香 古民家 八女 吟乃香 古民家

「酒邸 吟乃香」は、八女の食材や季節の素材を使った日本料理と日本酒を味わえる和食処です。大正期の日本家屋を改装した趣のある空間と、樹木や草花に囲まれた庭園も魅力的。まずは11月19日(土)、20日(日)の11時から16時に「吟乃香」の庭園を開放して開かれる「昼の部」をご紹介します。

昼の部は2,000円で八女のお酒を飲み比べ!

八女 新酒まつり2022 吟乃香

「昼の部」の参加費は1人2,000円で、八女の地酒を自由に飲み比べることができます。飲み放題のラインナップに含まれる「喜多屋」の新酒「新酒まつり限定酒・純米酒」はキレのある辛口で、出汁の効いた料理との相性も抜群。「新酒まつり限定酒・特別純米酒 夢一献」は、米の旨味と香りがぐんぐん膨らむ芳醇な味わいがたまりません。

八女 吟乃香 料理

ちなみにお酒を飲まない人は参加費不要で、専用のシールを衣服に貼るルールとなっています。当日はプレミアム清酒や八女のクラフトビールに加え、一品料理やソフトドリンクも別売りされるのでお酒が飲めない方も楽しめますよ。中でも、出汁が染みた「吟乃香」特製のおでんや「喜多屋」の新酒酒粕で作る粕汁は必食です。

<お願い>
飲酒を伴なうイベントですので、お車でのご参加はお控えください。駐車場は準備されていないため、以下の公共交通機関をご利用ください。



<交通機関の案内>

*福岡市からお越しの場合
西鉄大牟田線「西鉄久留米駅」下車。西鉄バス・八女営業所行に乗車し「福島」バス停下車後、徒歩10分。

*筑後エリアからお越しの場合
JR鹿児島本線「羽犬塚駅」下車。堀川バス・黒木行or柴庵行に乗車し「矢原町」バス停下車してすぐ。

八女 吟乃香 古民家 店舗より提供

やがて日が暮れると雰囲気はガラリ。11月19日(土)の18時からは「吟乃香」のお座敷で「夜の部」が催されます。秋の食材をふんだんに使った「吟乃香 特別コース」とお酒のペアリングを楽しめるプレミアムな一夜。会費は1人8,000円で、2日前までの予約制です。定員は10名となっているので、ご予約はお早めに!

八女 坂口酒店 キノ八先生

「夜の部」でまず注目なのは、料理一品一品に合わせて供されるお酒の数々です。八女の「坂口酒店」の店主として日本酒や八女の魅力を発信する木下雄大さん(左)と、「吟乃香」店主として料理を振る舞う兄の雄一郎さんがセレクトする多彩なお酒を味わえます。

雄大さんは“キノ八先生”としてオンラインや出張イベントで「酒塾」を開催し、ラジオやテレビにも出演するなどマルチに活躍中。当日はお酒と料理の合わせ方や日本酒にまつわる面白い話を聞かせてもらえますよ。

プレミアムな日本酒と秋の味覚を満喫!

八女 吟乃香 喜多屋 新酒

続いて、コース料理の一部もチラリとご紹介しましょう。日本酒が進む酒肴には、八女の矢部川で穫れる川魚「ハヤ」の甘露煮や辛子明太子といった福岡ならではの逸品が登場。新酒と合わせれば、それはもう箸が止まらない美味しさです。

写真の「新酒まつり限定酒・純米吟醸 吟のさと」は、マスカットのようにフレッシュな香りと上品な酸味が魅力。華やかで軽い口当たりの中にしっかりとした米の旨味も光る「新酒まつり限定酒・純米大吟醸 山田錦」といったプレミアムなお酒も登場予定だそうですよ。

八女 吟乃香 料理

また、揚げたてが次々と供される「秋の旬素材天麩羅」も楽しみの一つです。衣はサクッと軽やかで、中身はプリプリ、ホクホク。エビや舞茸をはじめとしたキノコ、サツマイモ、銀杏といった秋の味覚をたっぷりと味わえます。

八女 吟乃香 料理

さらに、鮮魚を使う料理や焼き物、煮物などの一品とお酒をひとしきり味わったら、最後は「栗ご飯」と「粕汁」、秋のフルーツ・デザートで締め!

ふっくら炊きたての「栗ご飯」からは、出汁の風味と栗の優しい甘味がふわり。味噌は一切使わず「喜多屋」の新酒酒粕で作る粕汁も美味し~。とろりと滑らかで嫌なクセはなく、酒粕のまろやかな甘味とコクがじんわり染み渡ります。

八女 吟乃香 古民家

築100年という風情ある空間で、新酒や秋の味覚を心ゆくまで楽しめる2日間。11月19(土)、20(日)のお出かけはもう「吟乃香 新酒祭り」で決まりですね! 公共の交通機関を利用して、ぜひ出かけてみてください。

11/19(土)、20(日)
【昼の部】11:00~16:00
【予約】不要
【参加費】2,000円
(お酒を飲まない方は参加費不要)

11/19(土)
【夜の部】18:00~
【予約】2日前までに要予約(定員10名)
【参加費】1人8,000円
(特別コース+お酒ペアリング)

《酒邸 吟乃香/しゅてい ぎんのか》
福岡県八女市本村1018-2
0943-24-8199

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

この記事を書いたひと

UMAGA

homePagefacebookyoutubexinstagram

魅力的な福岡の食文化をもっと楽しんでいただくためのバイブルとして、厳選した信頼性のある情報を毎日更新中。