皆さん、こんにちは! 台湾担当の劉です。
台北駅周辺は昔から政治・経済の中心で、国内外の観光客が台北を訪れると、必ず立ち寄るエリアです。近年はリノベーションが進んでいます。今回は、そんな台北駅エリアの史跡観光スポットを巡りたいと思います。
台北駅周辺は昔から政治・経済の中心で、国内外の観光客が台北を訪れると、必ず立ち寄るエリアです。近年はリノベーションが進んでいます。今回は、そんな台北駅エリアの史跡観光スポットを巡りたいと思います。
【国家撮影文化センター 台北館】
台北駅を出てすぐの場所にある「国家撮影文化センター 台北館」は2019年に修復が終わり、今年3月にオープンした新たな観光スポットです。ここはもともと日本統治時代の1937年に「大阪商船株式会社 台北支店」として建てられました。数年前に歴史建築に認定され、建設当時の姿に戻されました。
現在は、国家撮影文化センターとして生まれ変わっています。常設展や特別展には、台湾に関する写真をはじめ、さまざまな作品が展示されています。自分の足では行けないような場所の写真もあり、写真家の目を通してちょっと違う台湾観光を体験する事ができますよ。1階にはショップ、カフェなどもあります。入場無料です。
現在は、国家撮影文化センターとして生まれ変わっています。常設展や特別展には、台湾に関する写真をはじめ、さまざまな作品が展示されています。自分の足では行けないような場所の写真もあり、写真家の目を通してちょっと違う台湾観光を体験する事ができますよ。1階にはショップ、カフェなどもあります。入場無料です。
【郵政博物館 台北館】
撮影文化センター前の忠孝西路に沿いながら西に進むと、薄茶色の建物が見えます。「台北北門郵便局」です。土曜日も郵便業務を行う郵便局なので、働く人にとってはありがたい存在です。ここは日本統治時代の1895年に台北で最初に開設された「台北郵便局」です。現在の建物は昭和4年(1929年)に建てられ、戦後、4階部分が増築されました。数年前に開設当時の車寄せ部分を復元させる工事が始まりました。工事は未だ終わっていないため、現在は正面からの出入りはできません。
建物の2階には「郵政博物館 台北館」があり、無料で見学することができます。記念切手をはじめ、さまざまな種類の切手を手に入る事ができ、切手コレクターにはオススメです。また、オリジナル切手を作ることもできます。とっておきの旅土産になりますね。
建物の2階には「郵政博物館 台北館」があり、無料で見学することができます。記念切手をはじめ、さまざまな種類の切手を手に入る事ができ、切手コレクターにはオススメです。また、オリジナル切手を作ることもできます。とっておきの旅土産になりますね。
【北門(承恩門)】
北門は、唯一元の姿のまま残されている台北城の城門です。
「台北城」は、清の時代、1884年に建てられました。東門、西門、南門、小南門、北門の5つの城門がありますが、都市建設により、北門以外の城門は取り壊されたり、建て直されたりしています。2016年、北門を取り囲んでいた高架を撤去したことによって、北門の全貌を見る事ができるようになりました。
「台北城」は、清の時代、1884年に建てられました。東門、西門、南門、小南門、北門の5つの城門がありますが、都市建設により、北門以外の城門は取り壊されたり、建て直されたりしています。2016年、北門を取り囲んでいた高架を撤去したことによって、北門の全貌を見る事ができるようになりました。
【国立台湾博物館 鉄道部園区(鉄道博物館)】
台北北門郵便局から北門をくぐると、2020年7月に正式オープンした「国立台湾博物館 鉄道部園区」が見えます。日本統治時代の1919年に建てられた「台湾総督府交通局鉄道部」の本庁舎と周辺施設を修復したエリアです。現在は、鉄道博物館となっています。
(鉄道部本庁舎)
展示エリアには、常設展と特別展があり、常設展には、鉄道や本物の車両を使った体験コーナー、駅に関する展示物などがあります。台湾の鉄道の歴史を学ぶことができます。最も人気なのは2階にある大型鉄道ジオラマです。1970-1980年代の台北駅周辺の建物や車両などをリアルに再現しています。また、定期的に模型電車の運転も実施されています。 入場料は、台湾元100元(約400円)です。(1970-1980年代の台北駅周辺を再現した鉄道ジオラマ)
園区内には鉄道部庁舎をはじめ、八角楼、食堂、戦時指揮センターなど国定古跡として認定されたものの他、「台北城」の石坂遺跡が残されています。ここに立つと、ものすごく歴史を感じます。(職員用トイレだった八角楼)
(台北城の石坂遺跡)
敷地面積は1.7ヘクタールもあるため、いまだ修復作業中の場所もあります。「禮堂」というのはホールです。一部分しか見えないのですが、修復作業が終わった後に見学に行くのがとても楽しみです。(修復中のホール)
【台北記憶倉庫】
鉄道博物館から台北駅に戻る途中にある、赤れんがの建物は「台北記憶倉庫」です。この建物の正面上部に「三井」の屋号が見られます。ここは、もともと「三井物産株式会社 北門倉庫」として、鉄道輸送貨物を保管する場所だったそうです。
1階は常設展で、当時三井物産が扱っていた樟脳、お茶、木材などの商材や、台北の変遷などの映像や資料を見ることができます。2階は特別展で、1階の奥にはカフェ、グッズ売り場があります。無料で見学することができます。
最後に出発点の台北駅に戻ると、東口に蒸気機関車LDK58の車両が見えます。これは1923年に製造された機関車で、主に台湾東部で使われていたものです。台湾鉄道当局は、大切な鉄道遺産として修復し、現在は台北駅の屋外に展示されています。
≫ facebook.com/RKBGLOBALMEDIA/
1階は常設展で、当時三井物産が扱っていた樟脳、お茶、木材などの商材や、台北の変遷などの映像や資料を見ることができます。2階は特別展で、1階の奥にはカフェ、グッズ売り場があります。無料で見学することができます。
最後に出発点の台北駅に戻ると、東口に蒸気機関車LDK58の車両が見えます。これは1923年に製造された機関車で、主に台湾東部で使われていたものです。台湾鉄道当局は、大切な鉄道遺産として修復し、現在は台北駅の屋外に展示されています。
(蒸気機関車LDK58)
コロナ禍が落ち着いて台北に来られるようになった際には、ぜひ台北駅周辺の史跡巡りをしてみてください!(史跡観光スポット位置関係)
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