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災害時、ツナ缶がランプになる!?陸上自衛隊仕込みの嘘みたいなライフハック!

知恵を授けてくれるのは元自衛官の福島和可菜さん。陸上自衛隊に4年間在籍。今も予備自衛官として訓練する人命救助のプロフェッショナル。

そんな福島さんが教えてくれるのは、災害時に生き抜く技術。「自衛隊式LIFEHACK術」。

停電したらどうする!?ツナ缶が役に立つ!?

2018年は台風などの影響により、855万戸が停電。もし停電時、懐中電灯などが何もない場合でも、ある食材で簡単に解決できるそうです。それはツナの缶詰!

ツナ缶ランプの作り方

  1. 缶の中心に缶切りなどで直径1cmほどの穴を開けます。
  2. ティッシュを用意。ティッシュを半分にちぎり、ねじってこよりを作ります。
  3. それを更に半分に折り、太めのこよりを作ります。
  4. それをツナ缶の穴に入れます。1分ほど置いて油を染み込ませたら完成!

実際に火を付けてみると・・

真っ暗な部屋がこんなに明るくなり、ランプ代わりに! 臭いや焦げ臭さも全然ありません。このランプは、燃焼時間がおよそ1時間。ランプとして使用した後も中身は食べられるので、お家に常備しておけばいざというときに、とても役に立ちます!

応急処置で万能!ストッキング

災害時のけがによる応急処置で、意外と万能なのがストッキング。怪我で最も怖いのが頭部。頭は出血量が多く、血が止まりにくいのだそうです。包帯がわりに、ストッキングがすごく役に立ちます。

まずはストッキングをさかさまにし、ウエスト部分を頭に被せます。耳まで深く被せた方が、患部がしっかり押さえられ、止血しやすくなります。余った足の部分は、前から縛ってあげれば完成です。しっかり固定されます!

実はストッキング、自衛隊員のマストアイテムで骨折時のギプス代わりにもなります。足の部分を二重にし、そこに腕を通して後ろで結ぶだけでしっかり固定されます。

水難事故に…知っていれば命が助かるかも!?そのアイテムとは

海に転落した男性があるものをライフジャケット代わりにして実際に命を守った身近なアイテムがあります。それはズボン! ズボンで作った即席ライフジャケットで男性は4時間漂流し、溺れずに助けを待つことができました。

ズボンを使ったライフジャケットの作り方

  1. まず水中でズボンを脱ぎチャックとボタンを閉める
  2. 両足のすそをかた結びに
  3. 結び目と股の間に頭を通し
  4. ウエスト部分で水面を叩きズボンに空気を入れる

更に自衛隊では、サメと遭遇した場合の訓練も行っています。もし海に落ちてサメが近づいてきたら、大きく水面を叩く! 更に自衛隊が推奨するサメ撃退法があるそうで・・

なんと水中で大きな声を出して威嚇する!! サメは大きな音が苦手で、これをする事で襲われるリスクが下がるそうです! 自衛隊直伝ライフハック術で、助けられる人から助ける人を目指そう!

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