知恵を授けてくれるのは元自衛官の福島和可菜さん。陸上自衛隊に4年間在籍。今も予備自衛官として訓練する人命救助のプロフェッショナル。
ポテトチップスが命を救う!?
海や湖で溺れてしまったとき一体どうしたらいいか? 水深5mのプールで検証します。同伴者が溺れたとき、飛び込んで何とか助けようとする。これが一番やってはいけない行動です。水難事故では、救助に向かった人の7割以上が命を落としています。
意外なものが命を救うアイテムになるそうですが、それはなんと・・・ポテトチップスの袋! このように未開封のポテトチップスを抱きしめて脱力すると、ペットボトルや浮き輪のように背浮きするには十分な浮力が得られます。
韓国では2014年に起きた大型船セウォル号沈没事故で修学旅行生を含む乗客と乗員合わせて約300人が死亡・行方不明になった苦い経験から、小学校の防災授業でもスナック菓子の袋を使ってこのような授業が行われています。
もしも溺れてしまったら、とにかく慌てず焦らず、浮いて待つこと! 静かに助けを待つことが体力温存に繋がります。そのほかに、背浮きし、上着の中に空気を入れてライフジャケット代わりにするのも有効です!
豪雨によって川が氾濫!その場に取り残されたらどうする?
流れるプールで検証します。強い流れの中、向こう側に横断するにはどうすれば良いのか?
家族や仲間がいる場合は、スクラム歩き!
前の人の肩と、腰のベルトなどを掴み、最も水圧を受ける先頭を後ろの2人が支え、木などを杖代わりにして安定性を高めます。最大のポイントは流れに対して横に進むこと。スクラムを組んでカニ歩きをしながら正面からの水圧を分散して後ろに逃がします!
このスクラム歩き、実際にレスキュー隊が行っている横断法です。
自衛隊直伝ライフハック術で、助けられる人から助ける人を目指そう!
前の人の肩と、腰のベルトなどを掴み、最も水圧を受ける先頭を後ろの2人が支え、木などを杖代わりにして安定性を高めます。最大のポイントは流れに対して横に進むこと。スクラムを組んでカニ歩きをしながら正面からの水圧を分散して後ろに逃がします!
このスクラム歩き、実際にレスキュー隊が行っている横断法です。
自衛隊直伝ライフハック術で、助けられる人から助ける人を目指そう!
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