感謝の気持ちを伝える相手は、お父さんやお母さん、友だちなどの「人」から、ランドセルのような「物」までさまざま。
こどもたちの感動的な「ありがとう」に涙、ユニークな「ありがとう」には思わず笑いがあふれること間違いありません。
作品は福岡県内各地の小中学校から募集しています。
新型コロナウイルスの影響でこどもたちの生活も一変し、こどもの心身にも大きな影響を与えたはずです。
32回目を迎えた「ありがとう」は、子どもたちが日常とは大きく異なるコロナ禍で感じた「ありがとう」も紹介していきます。
応募作品はRKBラジオ「Toi toi toi」(月曜~木曜)・「Weekend Live あんたっちゃぶる」(金曜)の番組内とこちらのホームページで毎週ご紹介していきます。
また、応募作品の中から、10作品を「個人賞」として選び、番組内とホームページで発表します。
これは、僕の祖母の話です。
僕は祖父母と一緒に暮らしています。
祖母は口癖のようにいつも小さな事にも誰に対しても、ありがとうと言います。
その一言で、祖母の周りはいつも和やかです。
その事から世の中の全ての事に感謝する気持ちを教わりました。
そんな祖母にありがとうを言いたいです。
ありがとうって伝えたかったんだ。
だけど僕は勇気を出せなかった。
思ってたんだ。
心の中で、今日は言おう。
今日こそはって。
でも言えなかった。
そしてそのままひいおばあちゃんはなくなった。
ごめん遅くなって今まで伝えなければならなかったことこの世界一短い感謝状にのせて送ります。
「ありがとう。」
ありがとうお兄ちゃん
わたしと四つはなれているお兄ちゃん。
よく遊んでくれるけど、いつもケンカばかり、でもすぐに笑顔になる。
わたしにとって世界に一人しかいないわたしのお兄ちゃん。
お兄ちゃんは特べつなそんざいだから、これからもお兄ちゃんを大事にしたいです。
前かっていたわたしの大すきな犬のベンツへ。
どんな時もいっしょにいたね。
雨の日も風の日もいっしょに遊んだね。
ベンツが死んでしまった時一つのいのちがなくなるということは、どんなにかなしいことかわかったよ。
いっしょにいてくれてありがとう。
いつまでも見守っててね。
いつまでもわすれないよ。
いつもぼくの目を見てくれるがんかの先生。
2才のころから目がわるくて初めてめがねをかけたとき感どうしました。
世の中がこんなにきれいに見えたとき本当にびっくりしました。
ぼくは大人になったらがんかの先生になりめがねをつけたときの感どうしたときの気持ちをいろいろな人に伝えたいと思います。
お母さんに感しゃ
今回の夏休み、お母さんと妹二人がおじいちゃん家に行っていた一週間、ぼくは、お父さんとお兄ちゃんとすごした。
初めて、すい飯、洗たく、買い物、洋服をたたんだ。そうじ機はかけれなくて部屋はホコリだらけ。
正直しんどかった。
お母さんが戻ったら、ありがとうと言おうと思う。
いとこへ
あそんでくれてありがとう。
今はコロナであそべないし会えないね。
公園に行って、アイス食べてあそんだときが一番楽しかったよ。
いつも何してる?
会いたいな。
また、スライム作ったり、ばあちゃんの家であそぼうね。
今はコロナで会えないけど、いつか、またあそぼうね。
あさがおさんへ
あさがおがさいてくれてうれしかったよ。
まいあさ、むらさきや、ピンクのかわいいおはなをさかせてくれてありがとう。
はなびらがしおれても、いろみずやおしばなでたのしませてくれたね。
のこしてくれた、たねをらいねんうえるね。
たくさんのおもいでをありがとう。
わたしが二年生の冬休みに会いに行った時じいじが仕事で乗っている船に乗せてくれたよね。
とても大きな魚や海がめを見れたことがとてもうれしかったです。
ありがとう。
大きな船を運転するじいじは、かっこ良くてじまんのじいじだよ。
いつまでも元気でいれるように、たくさんたくさん、ありがとう。
ひいおばあちゃんが亡くなる直前に「ありがとう」と口元が動いたのが分かりました。
それを見て私はいろんな気持ちが溢れ、涙が出てきました。
優しい笑顔で話を聞いてくれてありがとう。
たくさんのことをありがとう。
ひ孫の名前を間違えず、優しく、料理上手で、時々面白い、ひいおばあちゃんが大好きだよ。
緊急事態宣言を受け私のおじ夫婦の結婚式は延期になった。
楽しみにしていた2人が悲しそうに見えたのを今も思い出す。
2人は医療従事者で帰りたくても帰れない日も有ったそうだ。
医療従事者の方々が居なければ救えなかった命が有る事。
目に見えないウイルスと戦っている事。
全てに心から感謝しています。
宮崎県にいるおじいちゃん、おばあちゃん元気にしていますか。
コロナウイルスの流行で二年近く会えていないけど、ぼくは元気にすごしているよ。
送ってくれた、ハムやチキン南ばん、トウモロコシおいしかったよ。
いつも気にかけてくれてありがとう。
宮崎に帰ったら約束した焼肉に行こうね。
心が曇っている時、照らしてくれてありがとう。
悲しい時、よりそってくれてありがとう。
空は、いろいろな力を持っている。
楽しい時も、悲しい時も、いつも、よりそってくれてありがとう。
いつも、ありがとう。
私は生まれた時からみみがきこえないけどたくさんの友達が図書館で本をかりて、手話をおぼえてくれました。
だから、私は学校が大好きです。
みんなありがとう。
むしさん、いつもおせわをさせてくれてありがとう。
ぼくはいま、トノサマバッタとショウリョウバッタとカブトムシをおせわしています。
えさをあげて、おいしそうにたべるところがかわいいです。
これからも、おせわをがんばるので、ながいきしてほしいです。
ぼくのおうちにきてくれて、ありがとう。
ぼくたちがふつうにたべているどうぶつや魚。
その生きものたちは、ぼくたちがたべるため、死んでくれている。
「いただきます。」「ごちそうさま。」と言って、かんしゃをしないと生きものさんたちのいのちがむだになってしまう。
それはいや。
ぼくたちのためにありがとう。
生きものさん。
おひさまにありがとう。
いつもせかいをてらしてくれてありがとう。
いまもかがやいている。
あさがおやしょくぶつをそだててくれて、ありがとう。
やさいやトマトをいっぱいたべてぼくたちは、おおきくなれる。
おてんきだったらおともだちとそとでいっぱいあそべる。
だからぼくはおひさまにかんしゃしている。
戦争の話をいつもしてくれていたひいおばあちゃん。
昔は同じ話ばかりでうんざりしてたけど、学校で戦争について学んでおばあちゃんの話を思いだします。
私達の未来のために辛い思い出を話してくれてありがとう。
今は中々会えないけど早く会ってまたおばあちゃんの話が聞きたいです。
元気でね。
おじいちゃんが天国に行って早くも七カ月です。
元気にしてますか。
私は今、勉強と習い事の両立を頑張っています。
時々、おじいちゃんを思い出すと寂しくなります。
私も、おじいちゃんのような、優しくて面白くてかっこいい人になりたいです。
おじいちゃんに良い報告ができるように、私も頑張ります。
私は本が大好きです。
友達作りが下手な私でも本を通じて友達になれた人もたくさんいます。
たくさんの本を読むたびに自分の世界が広がって、また一つ分かることが増えます。
小さな頃から自分に大切なことや人とも関わり方を教えてくれた本達、ありがとう。
これからもよろしくね。
ホールに響く音。
いつもきらきらした音色を響かせてくれてありがとう。
私が中一の頃から一緒のバリトンサックス。
最初は全然音を出してくれなくて悲しかったけど今ではどんな音でも響かせてくれる。
コンクールでもすごく楽しく演奏できた。
最後まで一緒に演奏してくれてありがとう。
いつもギュッとくっついてくれてありがとう。
いつもおいしいおいしいごはんをつくってくれてありがとう。
いっしょにあそんでくれてありがとう。
へんてこダンスもかわいいよ。
だいすきなままちゃんへ。
これからもいっしょだよ。
ぼくは、しょうがく1ねんせいです。
ようちえんからしょうがくせいになるのはどきどきしました。
でもにゅうがくしておなじくらすになったおともだちやせんせいたちはみんなやさしくてこまっているぼくをたすけてくれます。
だからみんながいるがっこうがだいすきです。
ぼくとであってくれてありがとう。
前回の中間テストも昨年のテストも点がよかったのは両親や姉たちのおかげだ。
自分一人では、全教科赤点だったかもしれない。
自分一人では誘惑に負けて全然やる気が出ないが、家族がいるとやらざるを得なくなる。
両親と姉達に感謝しつつ、これからは、誘惑に負けず自分で頑張れる男になろうと思う。
お母さんへ
木戸 まひろ
ぼくのお母さんは、ぼくたちがねている間、佐川ではたらいています。
がりがりにやせているけど、力持ちだと思います。
時々、つかれて、ぼくたちのベッドでねむりこんでいます。
もっと一しょに遊びたいけど、がまんします。
いつもありがとう。
体に気をつけてね。
私は小さい頃うさぎのぬいぐるみがお気に入りでリュックにつけてお出かけをしていました。
ところがある日それを落とし泣きながら探しました。
来た道を辿ると手すりに傷一つない状態でありました。
どこの誰が拾ってくれたのかわかりませんが、そのときのありがとうの気持ちはいつになっても消えません。
自然よありがとう。
ぼくたち人類そして生き物は、自然がなければ生まれてない。
もし水、山、木がなかったらどうなりますか。
もし自然がなければ生き物たちは、生まれていない。
自然は、神が作ったものであり、自然は、生命を生んだ一つの神なのです。
生命を生んだ神「自然」にみんなでありがとう。
私は父と母のことが好きです。
父と母はとても仲が良くて、自分がおしゃべりに参加してなくても、父と母のおしゃべりを聞くだけでほっとします。
自分は変な事をしたり、うそをついてしまう事があります。
そんな私を生んでくれて、大切に育ててくれた父と母に感謝です。
いつもありがとうございます。
僕が感謝しているのは、男子剣道部のみんなです。
みんなは、いつも大事な場面で負け続けてきた僕を、最後の最後まで信じて戦ってくれました。
みんなが本気でついてきてくれた事がとても嬉しかったです。
本当にありがとう。
そして、新人戦が終わり、一・二年生がドヤ顔で僕の前に立つ事を期待しておきます。
だいすきな、おにいちゃんにありがとう。
いつも、あそんでくれてありがとう。
おべんきょうおしえてくれてありがとう。
やさしくしてくれてありがとう。
だいすきな、おにいちゃん。
サッカーがんばってね。
いつかおにいちゃんとけっこんしたいなっ。
ごはん、のこすようになったけど、よくがんばったね。
おくすり、よくがんばったね。
きらいなびょういんで、おちゅうしゃもよくがんばったね。
でももういたくないよね?
ねこのてんごくについたかな?
もうあえなくなったけど、いつまでもだいすきだよ。
ありがとう、ゆうくん。
いっぱいいっぱいありがとう。
僕の家は、居心地がいいです。
僕の家はなんとお父さんが十九歳のとき建てられた家で四十六年になります。
地震や台風があってもびくともしなかった家です。
僕は小さい時、二階建てで新しい家が憧れていましたが今は、災害があっても守ってくれたこの家が大好きです。
ずっと建っててくれてありがとう。
わたしのいえでかっているペットは、めだかとえびです。
なつやすみに、めだかとえびのおなかにたまごがついていました。
そのたまごがあかちゃんになりました。
とってもちいさくて、みつけたときうれしかったです。
かわいいあかちゃんをうんでくれてありがとう。
ママいつもありがとう。おしごとおつかれさま。だいすき。
おじいちゃんいつもおいしいごはんありがとう。だいすき。
おばあちゃんおにんぎょうであそんでくれてありがとう。だいすき。
なかよくしてくれるおともだちありがとうみんなだいすき。
ありがとうとだいすきがいっぱい・・・・
ぼくは、お母さんにありがとうを、いつもつたえています。
それは、お母さんの元気がないときや、ぼくがさみしくなった時です。
「うんでくれて、ありがとう。」と言うと、にこにこわらって頭をなでてくれます。
ぼくは、それを見ると、とてもうれしいです。
ありがとう。
広い大地、海、空、そして家族や友人、先生などたくさんの人が僕を育ててくれて、生かさせてもらってくれてありがとう。
もちろん植物や動物も、植物は酸素を作ってくれて、動物は命を失ってまで僕たちを生かしてくれて、強くしてくれてありがとう。
全てが僕に関わってくれてありがとう。
わたしは泳ぐことが好き。
水泳を習っていてほとんど毎日水につかっている。
水はとてもきれいですきとおっていてきらきらしている。
そんな水はつかれているわたしの心をおだやかにしてくれる。
これからも水を大切にするよ。
ありがとう水。
ぼくは、お母さんに感しゃをつたえます。
お母さんは、いつもおいしいりょう理を作ってくれます。
中でもだしまきたまごがすきです。
なぜかというとたまごやきとは、ちがってだしが入っていてやわらかいからです。
お母さん、いつもおいしいりょう理ありがとう。
またおいしいりょう理作ってね。
四人のお兄ちゃんにありがとう。
一番上のお兄ちゃんは、いつもおかしやジュースを買ってくれてありがとう。
二番目のお兄ちゃんは、いつもやさしくしてくれてありがとう。
三番目のお兄ちゃんは、いつもわらわせてくれてありがとう。
四番目のお兄ちゃんも、やさしくしてくれてありがとう。
大すきだよ。
言葉ありがとう。
ぼくはいつも言葉を使っています。
感情を表す時や歌う時などに声を出して使います。
他にも手紙で今の自分の事を伝えるときや作文でわたしはこう思いました。
など字を書いて使います。
言葉を覚えると人に自分の考えや思いを伝わりやすいように伝えれます。
言葉いつもありがとう。
海にありがとう。
海に散歩に行くと知らない男の子がいました。
海から流れてきた竹を大きい砂の山になげて遊んでいると男の子がきて同じ遊びをし始めました。
竹の棒が短くて使いにくそうだったのでかすといつのまにか友達になれて、いつもより長く海で遊べました。
海へ、友達にしてくれてありがとう。
私の友達は、明るく元気で何事にも一生懸命だ。
私が、悩んでいる時は、話を聞いてくれる。
テストの時は、一緒に勉強してくれ、部活の時は、ライバルとなり、私を熱くさせてくれる。
私は、友達が居なければ、前に進めず、一生懸命に取り組む事が出来なかっただろう。
私を強くしてくれてありがとう。
私はお母さんのありがとうが大好き。
私を、幸せでみたしてくれる。
私は少し生きる事が、嫌になった時がある。
家に帰ればマイナス発言。
「学校行きたくない。」そんな言葉をこぼした次の日、お母さんはとてもほっこりした笑顔で「生きててくれてありがとう。」
その言葉に笑顔で返す「産んでくれてありがとう。」
ぼくが、ありがとうを伝えたい人は、毎日学校近くの横断歩道で旗を持ちぼくたちの見守りをしてくれる人です。
学校へ行く時に「いってらっしゃい。」とやさしく明るく声をかけてくれます。
その人のおかげで前は家から学校へ車で行っていたけど今は車で行く回数が少なくなりました。
ありがとうございます。
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