3月22日（水）放送 福岡県立八女工業高等学校

今年の八女工業高校土木科3年生は、４０人全員「測量士補」という資格に合格しました。100年続く八女工業高校の歴史で、史上初となります。

「測量士補」という資格は、筆記試験があり、地盤高を測る計算や、その敷地の面積を測る問題を解きます。実技試験はありません。測量士補を持っていると、現場監督が出来たり、現場で経験を積んで、測量士の資格を取得したりすることが出来ます。測量士になるとさらに選択肢も広がります。

伊藤さんは、「2年生の時は、測量士補の試験に落ちてしまったけれど、合格した人達が放課後一緒に居残りして、教えてくれたので、3年生では合格する事が出来た。そこで色んな人に頼ることが大切だと学んだ。」と振り返ります。
古賀くんは、「相手に解いて貰って、答えを導き出すというやり方で、まだ合格していない仲間と共に頑張った！」と全員合格への道を振り返ります。

4月からは大阪府庁で働くという伊藤さん。「道路に関する仕事をしたいと思っているので、測量士補の資格を活かし、人に頼るという事も忘れずに頑張っていきたい。」と将来への意気込みも話してくれました。

今年の土木科3年生は、3年間チームワークバッチリ！！学校行事にも全力で取り組み、3年生の時に最初で最後の体育祭で、総合優勝しました！！古賀くんは、応援団の副団長、伊藤さんは、演舞の振り付けや構成を担当、松尾くんは、太鼓を担当しました。土木科は、まだ公務員試験の途中という大変な中での総合優勝です！

松尾くんは、「4月から公務員として働きます。市民の皆さんと関わることが多い仕事なので、色んな人の声をしっかり聞いて、不規則なことにもすぐに対応していきたい。」とこれからの意気込みも話してくれました。