PageTopButton

トップガンの夢

大ヒットした映画『トップガン マーヴェリック』
その影響で戦闘機パイロットの世界に注目が集まりました。
長崎市出身の朝長雅彦さん(56)は航空自衛隊の主力戦闘機、F-15の元パイロットです。
26才から46才までの20年間、F-15の操縦桿を握り、過酷なフライトは3000時間を超えました。野球に例えれば200勝投手なのだとか。
そして、ビジュアルも、和製トム・クルーズ!まさに日本のトップガンでした。

朝長さんが航空自衛隊を退官したのは、昨年9月。一等空佐で退官の日を迎えましたが、高校卒業後、航空学校からスタートした自衛隊員の階級としてはこれも異例だったそうです。
戦闘機パイロットとして、エリートの中のエリートだった朝長さんが選んだ定年退官後の人生・・・それは、民間航空のパイロットなどではなく、自衛官の後輩たちに癒しの場を提供すること。
そのために、今、焼き肉店で修業中です。厨房の仕事に接客、そして経営までを学び、自分の店を持とうと奮闘中。
180度違う仕事ですが、なんだかとても楽し気です。そして、9月の誕生日に自分の店をオープンしようと物件探しも始めています。

人生は考え方次第、そんな風に思わせてくれるトップガンが次に抱く夢とは?!
 

(制作:NBC長崎放送/宮路 りか)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう