新 窓をあけて九州

新 窓をあけて九州

日曜 10:00
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番組概要

九州の風土と、そこに暮らす人々の生活・生き方を紹介し、豊かな郷土愛、明日へのチャレンジする人々を描くヒューマンドキュメンタリー番組。九州に生きる人々の人間賛歌として、「再生」「チェンジ」「情熱」「チャレンジ」「地域に生きる」をキーワードに、九州にこだわり、九州の素晴らしさを伝える番組です。

次回の放送予告

天草の優しき大将

熊本県天草市で旅館業を営む下田貴久さん(43)は体重100キロを超える大きな体にスキンヘッド、あごひげもたくわえ、一見強面。しかし、町おこしのリーダー的存在で地元の人気者だ。天草市河浦町で育った下田さんは高校卒業後、県外に出たが、24歳で町に戻ってきた。その時に過疎化している町の姿にショックを受け、自分が楽しみながら町おこしをしたいと奮起。地域のスーパーマーケットが無くなり交通手段を持たない高齢者が日々の食料の調達や食事に困っていることを知り、弁当配達事業を始めた。おばあちゃん子で育ったこともあり高齢者への気配りは人並み以上。単に配達をするだけではなく話し相手をしながら変わった様子がないか確認し、ちょっとした買い物も頼まれれば代行している。
これまで祭りや子ども相撲大会など様々なイベントを企画してきたが、新型コロナウイルスの影響で去年のイベントはほぼ中止。本業の旅館業も観光客や宴会客の減少に窮する部分もあるが、気持ちは前向き。地元の有志で作る地域おこしのメンバーを巻き込みながら4月に子どもから高齢者まで楽しめるイベントをすべく奮闘。目玉企画の未来を語る討論会で語られた町への思いとは。
(製作:RKK熊本放送 / 内藤 郁美)

今回の放送内容

研ぎ師は元メカニック

宮崎県北部に位置する日向市。ここに1人で暮らしているのが、原口俊幸さん(73)。約2年前から軽ワゴンで県内各地に出向き500円という超格安な値段で刃物を研いでいる。そのときに使うのが“本研ぎシャープナー”という原口さん自作の包丁研ぎマシーン。このマシーンを自作することは、原口さんにとっては難しいことではなかったのだ。これを使うことによって切れ味抜群の包丁に蘇る。
原口さんは若い頃からバイクが趣味。趣味が高じてバイクを組み上げるまでになり、その技術を買われてヤマハのバイクチームのメカニックとなった。世界グランプリでも活躍した一流のメカニックなのだ。その後、日向市美々津にある大学の研究所で技師となり宮崎へ移住。研究所は2016年に撤退したが、日向の美しい景色に魅せられ福岡出身の原口さんは永住を決めた。
しかし、なぜ包丁を研ぐことになったのか。
65歳でリタイアし、大好きな宮崎で第2の人生を迎えるはずだった。そんなときに病魔が襲う。病名は前立腺がん。これまでに4度の手術を乗り越えてきた。この経験が原口さんのこれまでの価値観を変える。
『残りの人生、命ある限り人のために尽くしたい』。
そんな思いで選んだのが“包丁研ぎ”。
人を喜ばせることに幸福感を見出す原口さんの日常に密着し、宮崎の美しい風景とともに、その生き様を描く。
(製作:MRT宮崎放送 / 吉村 伸生)

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過去の放送内容