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新 窓をあけて九州

番組概要

九州の風土と、そこに暮らす人々の生活・生き方を紹介し、豊かな郷土愛、明日へのチャレンジする人々を描くヒューマンドキュメンタリー番組。九州に生きる人々の人間賛歌として、「再生」「チェンジ」「情熱」「チャレンジ」「地域に生きる」をキーワードに、九州にこだわり、九州の素晴らしさを伝える番組です。

次回の放送内容

新 窓をあけて九州【清く 楽しく 美しく ~私たちスミレジェンヌ~】【字】

番組内容
日本でも珍しいというシニアのためのミュージカル教室「菫塾(すみれじゅく)」が去年開校した。
生徒のほとんどが70代。
講師を務めるのは元タカラジェンヌの徳光涼子さん(76)。
いつも教室から聞こえる大きな笑い声。
モットーは高齢者が「楽しい」と感じる場所になること。
この夏、10人の生徒とともに小さなコンサートを企画した涼子先生。
歌と朗読劇で構成する舞台に向け、これまた笑いの絶えない稽古がスタートした。

制作
RKK熊本放送
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。

今回の放送内容

闇を照らす舞

「来ませ見せましょ鶴崎踊 いずれ劣らぬ花ばかり―」大分県大分市鶴崎地区に戦国時代から伝わる「鶴崎踊」。昭和61年に国の無形民俗文化財に選択されるなど、大分県を代表する郷土民俗芸能のひとつとなっている。大分市東鶴崎に住む全盲の鍼灸師・森下信乃さん(54)は、幼いころから毎夏、鶴崎踊に参加。

 

しかし、難病の網膜色素変性症と診断され、徐々に視力を失い、全盲へ…。結婚、子育てもあり、しばらく鶴崎踊とは遠ざかっていたが、地区の人に声をかけられ再び参加を決意。日々の暮らしは、夫の悦郎さん(58)と盲導犬のガブリエル(2)が支えているが、踊り会場では地区の人たちが信乃さんをサポート。

 

当日の着付けやメイクは同じ地区の女性が施し、踊りの際は自治会長が信乃さんの横に寄り添う。夫の悦郎さんが手に持つ鈴の音を頼りに、進行方向と位置を調整。列から外れることなく約20分の演目を踊る。「地区の人々から手厚いサポートを受けているから私も鶴崎踊に参加できる」と話す信乃さん。全盲の踊り子と地区の人々との華やかな夏の夜を追った。
 

(制作:OBS大分放送/植村 裕)

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制作放送局一覧

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