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野菜×豚肉の旨味が凝縮する「野菜巻き串」ブームは、この店から始まった⁉︎

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福岡の焼鳥店では、昔から変わり種として野菜巻きを出すお店がありましたが、ここ数年で野菜巻きそのものを主役にするお店も増えてきました。その先駆けが12年前に大名で産声をあげた「やさい巻き串屋 ねじけもん 本店」です。

ねじけもんの外観

久しぶりに店を覗いてみたところ相変わらずの盛況ぶり! 野菜巻き串のヘルシーさからか女性客が多い印象ですが、男性客も随分増えたようです。あまりの人気に本店から徒歩すぐの場所に2号店「やさい巻き串屋 muco-no ねじけもん」、さらに東京・恵比寿と自由が丘にも姉妹店があります。母体は東京にある飲食店で、以前、串焼きの店で出して好評だった野菜巻き串を切り札に、焼鳥店が多い福岡であえて串で勝負したい!と出店した代表の思いが、味に一家言ある博多っ子にも受け入れられ店舗を増やしています。

ねじけもんのカウンター ねじけもんのテーブル席

店内は落ち着いた雰囲気でカウンターとテーブル席があります。席に着くとスタッフさんが「今日はこんな串がありますよ」と木箱を持ってきてくれました。

ねじけもんの串

うわ~これは迷う! どれにしようかな~! 野菜巻きは約20種類ほどあり、カウンターのショーケースにもズラリと並んでいます。

ねじけもんの串

気になる串をいくつか頼んでみたところ、緑に赤に……なんとも華やか。左の串から順にいただいたのですが、「グリーンチー串」(330円)はピーマンの中にモッツァレラチーズがたっぷり。圧倒的なチーズの量に溺れそうになる、チーズ好きにイチオシの串です。シャキシャキのレタスがいい塩梅の「レタス豚巻き串」(440円)は、出汁ポン酢をかけてさっぱりと。「紅生姜豚巻き串」(275円)は、焼くことで風味が増してナイス。とろとろクリーミーな食感がクセになる「アボカド豚巻き串」(275円)、薄くスライスしたズッキーニにバジルソースをかけた「モッツァレラのズッキーニ巻き串」(275円)も絶品です。

どの串も薄切りの豚肉がいい仕事しているんですよね。「野菜を生かすためには、豚肉は薄すぎても厚すぎてもダメ。肉屋さんにうち専用の厚みでカットしてもらっています」と店長の三船安治さん。また3年ほど前から「香りや旨味がピカイチで、焼いて甘みを凝縮させた野菜とよく合うんです」と店長が激推しする熊本の肥後あそび豚を使用しているそう。また、マコモダケやリンゴなどちょっと珍しい野菜巻きが並ぶこともあり、今からの季節はヤングコーンなどの夏野菜がおすすめだそう。

ねじけもんのカプレーゼ

もちろん串だけでなく一品料理も揃っています。「イタリア産ブッラータチーズ丸一個とトマトのカプレーゼ」(1,408円)は、バジルソース、生クリームが入ったフレッシュ感あふれるチーズ、トマトが一体となる満足度の高い一皿です。

ねじけもんの馬ユッケ

またぜひ食べて欲しいのが「馬トロたるたるユッケ」(1,408円)です。熊本から直送される馬肉の赤身と中落ちを粗くみじん切りにしたタルタルで、生肉の艶やかさに生唾ゴクリ。口に入れたとたん、馬肉特有の濃厚な甘みにとろけてしまいそうに! ケッパーやマスタードでスパイシーな風味を加え、隠し味にウスターソースを使ったユッケはバケット泥棒なのでご注意を。ほかにも豚バラやゴマサバなど所謂“博多名物”も食べられるので、来福した人を連れていくのにも良さそうです。予約できるので、席を確保して訪れては?

ねじけもんのメニュー表
店舗名:やさい巻き串屋 ねじけもん 本店
ジャンル:居酒屋
住所:福岡市中央区大名2-1-29 AIビルC館1F
電話番号:092-715-4550
営業時間:17:30~OS23:30(土・日曜・祝日16:00~)
定休日:月曜
席数:カウンター8席、テーブル18席、テラス5席
個室:なし
メニュー:モッツァレラのズッキーニ巻き串275円、グリーンチー串330円、レタス豚巻き串440円紅生姜豚巻き串275円、アボカド豚巻き串275円、黒毛和牛の塩もつ煮715円、豚好きやき串473円、豚バラ275円、塩つくね363円、イタリア産ブッラータチーズ丸一個とトマトのカプレーゼ1,408円、馬トロたるたるユッケ1,408円、コース3,300円~(前日までの予約がおすすめ)
URL:https://www.instagram.com/nejikemon/

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