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走って満タン! 驚異の“自家発電自転車”

自転車業界、そして自動車業界なども注目する、“充電いらずの電動アシスト自転車”がある。電動アシスト自転車といえば、付属のバッテリーを自宅などに持ち込んで充電する外部充電式をイメージする。だが熊本市のベンチャー企業、ハロースペースが開発した「スマートEバイク」はペダルを踏んで生まれる力を利用して発電、同時にバッテリーへの充電も行うことができるため、とり外して充電する手間を省くことができる。

 

バッテリーが寿命を迎えるまでは自転車をこげばこぐほど電気が作られ、常にアシスト機能が継続するといっても過言ではない。その秘密をハロースペース代表の岩下卓利(42)は「磁石の特性を利用したアシスト機能とペダル回転を利用した発電技術を融合させた“回生ドライブシステム”にある」と話す。

 

アシスト機能の継続走行距離は約2000キロ。従来の物と比べ、違いは明白だ。回生ドライブシステムの活用は自転車業界にとどまらない。現在、エコカーを含めたさまざまな電動モビリティに取り入れたいという産業界との共同開発も始まっている。唯一無二の新技術をひっさげ、“電動モビリティ革命”をおこすべく奮闘する岩下さんの活動を追った。

会社名:株式会社ハロースペース 
代表者:岩下 卓利さん
住 所:熊本県熊本市

ホームページ:https://hello-space.co/

取材後記

回生ドライブシステムが実用化されていくと大きな変化が起きると感じました。電動モビリティでは、エコカーなどに導入されることで加速中に充電が可能となり、飛躍的に走行距離が伸びる可能性を秘めています。


また、現在ある発電システムでも、例えば風力発電には、大きな風の力がいるが、その抵抗を軽減できる回生ドライブシステムを取り付けることで、もっと効率的に発電が可能となります。


岩下さんは、スマートEバイク開発までに2回研究チームを組み、なかなか成果が出せないできました。そんな中、現在チームとして一緒に動いているフィリピン出身で航空機のエンジニア技術を学んできたサイモンさんと出会い、現在の回生ドライブシステムの完成と至った。

 

目標は、自家発電システムをスペースシャトルに!自分達の技術で宇宙に行くこと。その思いが今の社名「ハロースペース」になっています。

 

(RKK熊本放送/山本 修平)

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