昼夜問わず幅広い層の人たちや海外からの観光客が集まり、すっかり賑わいが戻ってきた大名。そんな大名で、海老をメインにしたユニークな店づくりで長年愛されてきた「笑うだるま 大名店」におじゃましました。
お店は大名のファミリーマートの2階にあります。もともと水産加工会社がもっと海老を食べてもらおうと、23年前大手門に1号店をオープン。日本人の海老好きは世界的に有名ですが、専門店となると福岡では珍しかったので、オープン当時すごく話題になったことを覚えています。大名店は今年で21年目、今の場所に移転して6年ほど経つそうです。
こちらでは海老料理が約20種揃っています。メニュー数もさることながら、料理によって使いわけている海老の種類も約10種と豊富です。
まずは、その違いが一番わかる「海老の刺身3種盛り」(2,480円)をいただきました。手前の「天使の海老」はねっとりとして旨味が強く、真ん中の「ボタン海老」はトロリと柔らかくて甘味があり、奥の「永遠の海老」はプリプリとした食感が特徴です。これまで海老の違いをそんなに意識したことはなかったのですが、見た目はもちろん、食べるとその違いがはっきりわかって面白いですね。ぜひ食べ比べてみて!
お次はバケツに入って運ばれてくる名物の「海老のバケツ盛り」(6尾980円~)。赤く色づいた尾頭付きの海老は、いかにもめでたい感じでテンションが上がります。手づかみで皮をむいていただくと、プリッとした噛み応え、その後に広がる甘~い海老の香り……。海老好きでなくても感動ものです。
これはバナメイ海老という車海老系の海老を釜ゆでしたもの。茹でるとさらにプリプリとした食感が際立ち、そのままでも充分美味しいのですが、岩塩や醤油、スイートチリソース、酢味噌など6種の調味料が出てくるのでお好みで。
海老は高タンパク低脂肪で、免疫活性作用、肥満防止、整腸作用、美肌効果などが期待できると言われている、女性にはうれしい食材だそうです。
そして、絶対外せないのが「特製エビフライ 元祖、バナナスタイル」(1尾330円~)。"元祖、バナナスタイル”とは、通常見かけよく真っすぐ仕上げるために腹側の筋を切るのですが、こちらではあえて筋を切らずに揚げるのでバナナのように丸くなることから。大きさもバナナのようで、海老のサイズにびっくり! 食べてみるとその弾力にも圧倒されます。
現在、水産加工会社から引き継いで店を運営しているのは、店主の蓑毛靖宜さん。もともと和食店で経験を積んだ後、20年ほど前から「笑うだるま」で腕を振るっています。アイデア溢れる海老料理は蓑毛さんが考案したものも多いそう。店内には蓑毛さんの出身である宮崎県産の焼酎なども揃っていて、海老料理ともよく合います。
こちらは夜中の3時まで営業していて、早い時間は海老料理を目当てにやってくる人たち、23時以降は軽くつまみながら飲む人たちで賑わっています。
海老以外にもいろいろなメニューが揃っているので、本日のおすすめメニューをホワイトボードでチェックして!
この店で海老の美味しさに開眼した人も多いとか。未知なる海老の魅力に出会ってみては!?
笑うだるま 大名店
福岡市中央区大名1丁目10-13
092-761-8088
ジャンル:海鮮料理、居酒屋
住所:福岡市中央区大名1-10-13 2階
電話番号:092-761-8088
営業時間:18:00~OS翌2.00(日祝~OS24:00)
定休日:不定(インスタで確認)
席数:カウンター4席、テーブル14席、掘りごたつ12席
個室:なし
メニュー:海老のバケツ盛り(釜ゆで)(6尾)980円、特製エビフライ1尾330円~、海老の刺身3種盛り(2人前)2,480円、海老チャーハン850円、海老とアボカドの生春巻き800円
URL:https://www.instagram.com/waraudarumadaimyo/?hl=ja
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