Audiで行く週末グルメドライブシリーズでは、夏を代表するメニュー「うなぎ」をピックアップ。夏バテ防止のため土用丑の日にうなぎを食す習慣は江戸時代から続いているほど、日本の夏には欠かせない食材です。今回は地元・久留米でも圧倒的な人気を誇る「富松うなぎ」の荒木店に伺い、その人気の秘密に迫ります。
国道209号線を走っていくと、「富松うなぎ屋 荒木店」の大きな看板が見えてきます。純和風の堂々たる建物の周りには広々とした駐車場があり、その収容台数の多さからも人気のほどが伺えます。平日の夕方でも16時30分営業開始の30分ほど前から並んでいる人がいらっしゃいました。週末は行列覚悟ですね。
現在荒木店を切り盛りしているのは3代目の富松邦康さんです。「富松うなぎ屋」はお料理上手だった富松さんのお祖母様が80年ほど前に創業。当時、筑後川で獲れた新鮮なうなぎを使ったうなぎ料理が評判となり、現在黒田本店と荒木店の2店舗を構え地元では知らない人はいないというほどの有名店になりました。
「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われるほど、焼きの技術がうなぎの味を左右するそうですが、富松さんは小学校5年の時からうなぎを焼き、荒木店でも20年以上の経験を持つ大ベテラン。特別に焼き場を見せていただくと……、ものすごい熱気! 「富松うなぎ屋」では炭火焼きにこだわり、赤く熱された炭の上でジュージューと煙を上げてうなぎが焼かれています。この香りだけでもご飯が食べられそう(笑)。
焼き場のすぐ後ろには、活鰻を入れたケースが並んでいました。宮崎や静岡、徳島など、時期によって一番状態がよい大きいサイズのうなぎを仕入れているのだとか。元気のいい活鰻をその場で裂き、新鮮なうちに焼くのも「富松うなぎ」のこだわりです。
いよいよ看板メニュー「セイロむし」(特上3,800円)をいただきます。セイロの蓋を開けると湯気とともに香ばしい香りが立ち上り、とても幸せな気分になります。焦げ目をつけてしっかり焼き上げているのを見たので、結構脂が落ちているのかなと思ったら、驚くほどふっくらなまま。タレの甘辛加減も絶妙で、甘すぎず辛すぎ、後味がすっきりとしています。
そしてタレが染み込んだごはんがこれまた美味! こちらでは「セイロむし」用の米とそのまま食べる白飯とは、違うブレンド米を使用。「セイロむし」用のご飯はタレを染み込ませて1時間ほど寝かすので、ねばりが少なく甘みのある米をセレクトしているのだそうです。
特上はご飯とご飯の間にもうなぎが挟んであって、たっぷりうなぎを堪能しました。
さらに、ご主人おすすめの「うなぎの塩焼」(2,300円)をわさびと一緒にいただきました。全く臭みがなく、タレ焼きとは違う香ばしさと旨味が際立つ一品。この美味しさは、上質かつ新鮮なうなぎの証しですね。一度食べたら忘れられなくなります。
店内は滝を眺める座敷とテーブル席があります。これからの季節や週末は行列覚悟なので、ゆっくり食事を楽しむなら平日が狙い目。今年も暑くなりそうですが、美味しいうなぎを食べて夏を乗り切りましょう!
この記事はAudi正規ディーラーAudi久留米の提供でお届けしました。
※今回のドライブカー
Audi A3 new urban style
[ Sportback 限定 500台 ]¥4,550,000
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車両協力 Audi正規ディーラー Audi久留米
ジャンル:うなぎ
住所:〒830-0063 福岡県久留米市荒木町荒木480-5
電話番号:0942-26-3426
営業時間:10:00~OS14:00/16:30~OS19:30
定休日:不定
席数:テーブル100席、座敷30席
個室:なし
メニュー:セイロむし(特上)3,800円、セイロむし2,700円、うなぎ定食2,700円、うなぎ塩焼き2,300円、鯉のアライ650円、鯉コク550円
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