週末に敵地で行われた広島との3連戦、ホークスは地元広島出身ギータの活躍でカード勝ち越しです。
柳田が7年ぶり「地元」でのホームラン
6月2日(金)、1点を先制したホークスは6回、ランナー1人を置いて広島出身の柳田。2016年以来7年ぶりとなる地元でのホームラン。広島での3連戦は、白星スタートを切りました。
柳田「格別です」
あと1本が出ずに連勝ならず
3日(土)、4点を追うホークスは9回に反撃に出ます。ヒットとフォアボールでチャンスを作り、代打・三森のタイムリーでようやく1点を返すと、続く中村晃はきっちりと犠牲フライ。4対2と点差を詰めます。なおも満塁の大チャンスで、打席には前日ホームランの柳田。しかし、あと1本が出なかったホークス、連勝とはなりませんでした。
かつて「戦力外」藤井が粘りの投球
そして、4日(日)の試合。先発マウンドに上がったのは、かつて広島を戦力外になった藤井。古巣相手に1点を先制されますが、その後は粘りのピッチングで追加点を許しません。
すると6回、ここまで沈黙していたホークス打線が奮起します。1番中村晃がこの日チーム初ヒットで出塁すると、2番牧原はピッチャーへの内野安打。ノーアウト1塁3塁と、チャンスを作ります。
3番近藤は初球をうまくとらえて、ライト前へタイムリー、3連打で同点とします。
5人継投でホークス逃げ切り
流れは一気にホークスへ。「押せ押せ」ムードの中、打席には4番柳田。前日の借りを返す、勝ち越しのタイムリー2ベース。キャプテンの一打でリードを奪います。さらに打線の勢いは止まりません。5番柳町も続きこれで5連打、ホークスがこの回に試合をひっくり返します。その後1点差に詰め寄られますが、5人の継投策で逃げ切ったホークスが広島に勝ち越し、藤井は古巣を相手に5勝目を挙げました。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう