「究極の医療は戦争をしないこと、させないこと」スーダンで医療支援「ロシナンテス」川原氏が高校生に伝える
戦闘が続くアフリカ・スーダンで医療支援活動を続ける医師でNPO法人「ロシナンテス」の理事長・川原尚行さんが6日、地元の福岡県の高校で講演会を開きました。川原さんは「究極の医療は戦争をしないこと、そして、させないこと」と高校生に伝えました。
内戦が激化したため帰国
川原さん「これは絶対戦争だと思った、すぐに大使館に連絡してひょっとして内戦ですかと聞いたら、大使館から『残念だけど内戦が始まったようですね、とにかく身の安全だけは確保して下さい』と・・・」
NPO法人「ロシナンテス」の川原理事長は6日午後、福岡県北九州市門司区にある敬愛高校で講演会を開きました。北九州市出身で九州大学を卒業した川原さんは2006年からアフリカのスーダンで医療支援活動を続けています。今年4月、内戦が激化したため日本に帰国しました。川原さんは高校生に質問をしながら、スーダンの歴史や生活、内戦の状況などを話しました。
川原さん「究極の医療って何かなとおもったら、戦争をさせないことなんよ、戦争をしないことさせないことね」
「何か愛すべき存在を」高校生に世界の現状
講演を聞いた生徒「これから頑張っていけば川原さんのようなことができるのかなって思った」「知っていくことで自分ができることを見つけ、何か少しでも力になるようなことができればいい」
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