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天神地下街が大雨で浸水したら…避難誘導の訓練 テナント従業員ら150人が参加 福岡

台風や大雨への備えです。福岡市の天神地下街で浸水を想定した訓練が実施され、従業員らが避難誘導の手順などを確認しました。

「地下街が浸水」想定


防災訓練は営業前の午前9時から行われ、天神地下街の運営会社やテナントの従業員ら約150人が参加しました。訓練は、大雨によって近くを流れる那珂川の水位が上昇し、地下街に水が流れ込むおそれがあるという想定で実施されました。

緊急時の対応を確認

 

参加者は止水板を設置した後、買い物客を安全な場所に避難させるための誘導の仕方など、緊急時の対応について確認しました。

テナント従業員 石橋幸奈さん「実際に体験して頭に入れることができたと思うので、すごい大事だなと思いました」

福岡地下街開発防災センター 神代茂男所長「先週も台風、線状降水帯によって東海の方では被害が出たところがあります。ハード面とソフト面と両面から、しっかりとした備えを改めてやらなくてはいけないなと痛感しております」

天神地下街は、梅雨の時期にあわせ2016年からこの訓練を続けています。

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