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吉野ヶ里遺跡“謎エリア”墓の大きさが幅36センチと判明、埋葬者は大柄ではない?

佐賀県の吉野ヶ里遺跡では、弥生時代後期のものとみられる石棺墓の内部調査が行われています。9日は新たに棺の大きさが判明しました。

長さ1.8メートル、幅36センチ


佐賀県の吉野ヶ里遺跡では連日、石棺墓の調査が行われており、9日は棺の外側を約20センチ中に入った土を2センチ掘り下げました。その結果、石棺墓の大きさが長さ1・8メートル内側の幅が36センチであることが新たに分かりました。石棺墓は、縦に石を4枚ずつ横に石を1枚ずつ並べて作られていました。

弥生土器の破片も見つかる


また、墓の中から弥生土器の破片が2つ見つかったほか、黒と白の2種類の粘土が使われているのが確認されました。石棺墓の調査は来週月曜日に再開され、今月15日をめどに調査を完了する予定です。

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