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赤外線カメラを搭載したドローンで“予兆”を監視、老朽化し「外壁落下」相次ぐ自治体

公共施設で外壁の落下が相次いでいる福岡県北九州市で、ドローンなどを活用した老朽化対策の勉強会が開かれました。


◆剥がれ落ちそう→赤外線で発見
改修工事が行われている北九州市若松区の旧古前小学校で4日午後、ドローンなどを使った外壁の点検が行われました。これは、公共施設で外壁の落下が相次いでいることを受け、北九州市が試験的に実施したものです。担当者は、赤外線カメラを搭載したドローンを飛ばして外壁の状況を調査し、撮影された画像から剥がれ落ちそうな部分を洗い出していきました。


◆ドローンやレーザーの導入検討
また、トンネルの点検などに使われるレーザーを外壁に照射し、振動を計測して劣化した部分を調べていきました。北九州市はこうした技術を活用して点検の精度を高めたい考えで、今後、導入するか検討していくということです。

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